春の日の花と輝く

中小企業で働く女性の日記です。
ぼんやり子づくり→治療開始→なんとか出産

同じ病室のあの人

2015年10月28日 20時31分24秒 | 出産・子育て関連
二十日余りの入院生活の間、私はずっと同じ相部屋で過ごしていました。

窓際に二床、廊下側に二床の病室で、私は窓側の一床に陣取っていました。

ちなみに窓側のもう一床には多胎妊娠で管理入院となっている妊婦が、私が入院する前から私が退院した後までずっといました(9月頭に帝王切開の予定だということでした)。

廊下側の二床については、通常の入院期間(4~5日)で次々と産婦が入れ替わりました。

そんな中、とても印象に残っている人がいたのです。

その人はとても体が辛そうにしていましたが、頻繁に子どもの名前を呼んでいました。

私が入院していた病院では、退院するまでに名前が決まる子はあまりいないようでした。

みんなギリギリまで悩んで子どもに名前を付けるようです。

それが、その人の子には生まれる前から名前があって、生まれた直後から名前を呼んでもらっていました。

それでとても印象に残っていたのです。

でですね。

先日、いつも行っている子どもを遊ばせる施設に、その人がやってきたのです。

もう見た瞬間に「あの人だ!」と思いました。

その施設では子どもにだけ名札を付けているのですが、その人の子の名前もドンピシャだったので、もう間違いがありません。

私が話しかけると、「窓際の帝王切開の人」と言う事で若干記憶してくれているようでした。

病院は私たちの地域からは若干遠いところにあるのですが、この地域には産院が少ないのでみんな遠征しているようでした(ちなみにその人が病院を選んだ理由は「大きいところの方が安心できるから」でしたが、これが必ずしも良くは無いという事は私の過去記事を読んでいただきたいと思います)。

そんなに深い話をしたわけではありませんが、これも何かのご縁と言う事で今後育って行ったらラッキーかなと思います。

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