春の日の花と輝く

中小企業で働く女性の日記です。
ぼんやり子づくり→治療開始→なんとか出産

【出産レポ その12】 まとめ~これから出産する方へ~

2015年09月26日 09時47分50秒 | 出産・子育て関連
※後で加筆・修正の可能性がある記事です

今回の帝王切開において、私が一番困っていたことは

「果たして今の自分の状況が正常なのかどうかわからない」

ということです。

体にメスを入れたのが初めてだったことや、私の入院した病院がやたらと薬で痛みを抑えつける方針であったため、自分の不調がわかりにくかったです。

他の人の帝王切開レポを見ても、術後に脂汗が出るほど傷が痛んだという感想が多かったのですが、私の場合、ただ寝ている限り傷はそれほど痛みませんでした。

自力で起き上がったり寝がえりをうったりはできませんでしたが(これも痛くてできないというよりは怖くてできなかったのです)、リクライニングで体が起き上がったら、そこから立ち上がるのに傷の痛みは感じませんでした。

ただ、二回目の手術をする前は、体勢を変えるときに横腹に激しい痛みを感じていました。

これは腹腔内の炎症から来る痛みだったのですが、私には外側の傷の痛みなのか、子宮を開いた傷の痛みなのか、それともそれ以外の痛みなのか判断がつかなかったのです。

もっと言えば、「帝王切開によって想定されている傷以外に痛みが生じる可能性があるのかどうか」すらわからなかった。

実際に私が感じていた痛みと言うのは、帝王切開以外に3つありました。

一つは腸閉塞による癒着。

癒着している部分を消化物が通り抜けようとするとき、刺されるように激しく痛みました。

これは腸が動き始めてからは何日も続きました。

二つ目は子宮内の炎症。

体をひねったときに激しく痛んだり、立ち上がろうとするときに腹部が熱くなるのを感じたりしていました。

これをスタッフや医師にもっとうまく強く説明できていたら、もう少し炎症の発見は早かったかも知れません。

加えて三つめに、子宮収縮の痛みもあったので、余計ややこしかったような気がします。

医師は炎症や血圧の値が上がったり、私が痛みを訴えたりしたときに、とにかくそれを抑えるための薬を投与することでしか対応しませんでした。

これも問題だったかなと思います。

炎症に関して言えば、帝王切開に踏み切るまでの時間が根本的な問題でした。

私が入院していたのは大きい総合病院で、あらゆる決断を行うために「数値」と言う厳格なルールがありました。

私はその「数値」が長時間満たされなかったため、帝王切開に至るまで子宮がずっと感染にさらされ、子宮が腫れあがるほど炎症を起こすことになりました。

一回目の手術の後で腸閉塞を起こしたのもこの炎症に起因する可能性があるという話でした。

担当の医師からは、産科専門の個人病院であればもっと早いうちに帝王切開していたかもしれないけど、自分たちの基準ではそれが出来なかったと言われました。

退院してから、不妊治療をしていて最近妊娠した方のブログを読んだら、不妊治療の先生に「産院を探すときは大学病院は避けるように」と言われていたのを見て、自分の産院選びが失敗だったかもと思いました。

もちろん、総合病院・大学病院にも良いところはたくさんあると思います。

しかし、得意不得意もあると思うのです。

これから出産される方は、じっくり産院を選ぶことをお勧めします。

おそらくこれで出産レポは最後です。

後からちょこちょこどうでもいいエピソードを足していきますが、それはくだらない覚書になります。

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それから、自分の体が意外と大丈夫であっても配偶者には大げさに辛く見せた方が良いです。

本当に平気だと思われますから…。

私はもっと痛がっておけばよかったです。

病院では平気でも家に帰ってからは結構辛いですよ。

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