郵便配達員

　家路を急いで品川駅のコンコースを歩いていたら、携帯電話が鳴った。

　登録されていない番号からで、少し嫌な気がしたけど、受話ボタンを押した。

　そうしたら、郵便配達員だった。

　「ニッ○ンからの荷物をお預かりしていますが、お宅に"お戻り"でしょうか」と。

　「（時間的に）家には家族がいるはずですが…」と言ったら住所の確認をされた。

　…いやはや間違っていた！登録した住所の地名から「東」が抜けていた。

　たぶん私が登録したときに間違えたんだと思う

　大変申し訳ないことをしたと平謝り。

　彼は「○○（地名）」の担当で「東○○」の配達は出来ないから今日は届けられませんと。一度持ち帰りで、明日でもいいですか？とのことでした。

　いやいやこちらが悪いので良いです。ごめんなさい。

　悪いのは私なのに、ひたすら低姿勢な配達員に感動した。

　自分もこうありたいと思った。

　それだけの話。

　ちなみに私、○ッセンからは夏にカットソーと会社のクールビズで着る為のポロシャツを買っています。

　それ以外ではあまり使わないかも…。


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