日野市神明 kei's ピアノ教室 ブログ【エンジョイピアノ♪】

小さなお子さんは音楽で遊び耳を育てることから。アンサンブルで音楽がもっと好きに。ピアノが一生の友になるようお手伝いします

ドキュメンタリー映画・チェルノブイリハート

2011年08月21日 | 映画、ドラマ
『1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故発生。
それは当時生まれた子供達にたくさんの災いを及ぼした。
放射能の影響で心臓に重度の障害をもった子供たち、
それを「チェルノブイリハート」と呼ぶ。』



映画は2003年米アカデミー賞ドキュメンタリー部門でオスカーを獲得。

事故から16年後の2002年、ベラルーシ共和国。
「ホットゾーン」の村に住み続ける住民、
放射線治療の現場、小児病棟、乳児院。
今なお続く被爆被害の事実を追ったドキュメンタリー。

事故後処理に従事した延べ60万人の作業員は、大量の放射能を浴びた。
死亡者は1万3000人。
避難民の総数は40万を越えた。

ー以上、映画のチラシより引用ー

現在も約2億の人々が汚染地域に住み続けている。
汚染された食料を食べ続けている現実。
甲状腺がんに冒された何千人ものティーンエイジャー。

チェルノブイリハートとは。。。
穴のあいた心臓。
生まれつき重度の疾患をもって生まれる子供。
ベラルーシでは今も新生児の85%が何らかの障害をもっている。

ー以上、映画のパンフレットより引用ー


どんな文を綴ってもチェルノブイリの悲惨さは表現出来ない。
映像は雄弁だった。


以下は、パンフにあったジャーナリスト岩上安身氏の言葉。

『チェルノブイリの惨禍はいまだ終わっていない。
ベラルーシのゴメリ州の甲状腺がんの発生率は100倍に増加。
ミンスク市では奇形児の出生率が25倍に。
脳が頭蓋骨に収まらない水頭症の少女の姿。
「健常児が生まれる確率は15~20%」という医師の言葉が、
遺伝子を傷つける放射能汚染の深刻さを物語る。
チェルノブイリの痛ましい「現在」は、
25年後の私たちの未来かもしれない。』



今の日本人みんなが知っておくべき大切な事実がこの映画にはあるように思う。




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