2012年式XL883Lを購入してから4か月乗ってみて
まずは、ハーレーのディーラーにXL883Lを見に行って説明を聞きエッと思ったのが、ウィンカースイッチの位置です。
今まで乗ったバイクはイタリア車も含めてウィンカースイッチは左側にありますが、ハーレーは右折の時のウィンカースイッチは右側にあります。乗り始めはかなり戸惑いました。今でもアクセルを回転させながらの操作には違和感がありますが多少慣れました。
ハンドル右側にある銀メッキのレバーです。このレバーはウィンカースイッチを押しやすいように後からつけられたパーツです。
そして、ハーレーのウィンカーの特徴は右左折が終わると自動でウィンカーが消えます。しかし、消えない時もあるのでインジケーターでチェックする必要があるのでちょっと面倒です。消えない時はもう一度スイッチを押す必要があります。
購入時に車検を取ったので、整備されているのでXL883Lは好調で整備や直すところがないので非常に楽です。ただ、タイヤの溝は6分くらいあったのですが前後とも中央減りしていて、なおかつ前輪は段減りしていました。十字路での右左折ではハンドルがかなり切れ込みました。また、右コーナーでは曲がり切れないのではと感じることもありました。前輪を新品に替えかなり改善し、後輪も新品にしたら普通に走行できました。ただ、空気圧が低くなった時にはハンドルが切れ込む傾向があります。
ディーラーで新車に試乗の時に、停止時に左足を出したらジーンズの裾がステップに引っかかりヒヤッとしました。これはステップが大きく張り出しているのが原因です。正規の位置に足を置くとエンジンからこんなに離れています。距離を短くするパーツも売っているのですが、ブレーキのアーム部を踏むことになり効きが弱くなります。最初の頃は、もっと左に足を乗せアームを踏んでブレーキが効かないと何度も思いました。
XL883Lは見た感じでは、そんなに大きく感じなかったのですが、車重が260kgありガソリン17ℓとオイルを入れたら約280kgにもなります。購入前にはグラッとしたら支えきれるのかと躊躇していました。実際に乗ったら安定感がありグラッとすることもあまりありません。先日 車庫内で左手でハンドルを握り、右手をシートに置きバックさせながらハンドルを左に切ったら、車体が自分方向に倒れてきたのですが、前輪が逃げていくので支えきれずに倒してしまいました。
今日は用事がありXL883Lで出かけ、 公園の駐車場で小さく右に回っていたら、アスファルト上に湿った土があり前輪が滑って倒してしまいました。周りには誰もいません。以前 引き起こしの確認をして1人で起こせたので起こします。でも、やはり重たかった。 なるほど、こういう路面では滑るので注意です。一つ学びました。トライアル車では全く気にしなかったので、そのつもりで運転してしまいました。
ビラーゴ250では、グラッとして30度くらい傾いてもこらえられますが、XL883Lでは10度くらいでも危ないかもしれません。
購入して4か月ほどですが、もう1600kmも乗りました。ビラーゴの時はちょっと一回りと気軽に乗れましたが、XL883Lは気構えないと乗れません。7月購入で車検整備がしてあるのでツーリングには何回も行ったので距離は多くなりました。今は寒くなってきたのと、慣れてきたので多少気軽に乗れるようになったので近隣を一回りが主になりそうです。
追記 道路に縦溝(車の轍より狭い)が数本あると後輪が暴れます。前輪は問題ないのですが、後輪がかなり暴れた時がありました。また、パンクしたのかと思い道路脇に止めてタイヤを見たら何ともなく、たぶん轍のせいだったようです。
タイヤが太いので、轍の斜めになったところでは下側にズレるのかと思います。停止時にも注意が必要です。