トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録

ノアにオートバイを積んでみました。忘れないように記録しておきます。

階段に手すり取り付け

2021年02月13日 | 住宅 メンテナンス

家を建てた時に、設計士に階段に手すりが付いていないけどと聞いたら、階段が狭いからと言っていました。

狭くなっても困るかなとそのままにしていたのですが、手すりが必要になってから業者に依頼するより、自分で取り付けられるうちにと考え取り付けてみました。階段幅は広くはありませんが通常の幅のようです。

ネットで調べると昇り階段板の場合は、板の手前で高さ75cmというのも見掛かました。そこで、降りる時の最初の位置で75cmにするとちょっと低くて体を前に倒さなくてはいけません。落ちることを防ぐのが第一目的ですので81cmの高さで養生テープを貼ってみました。

 

手すりは利き手側に付けつそうですが、右側に付ける場合取り付けがかなり面倒なのと、外側に付けた場合に物を上げる時に手すりが邪魔になるので内側にしました。内側の方が部材も少なく費用も抑えられます。

 

ブラケットを取り付けるために下地があるところを探します。石膏ボードなので叩いても音の違いが分かりにくいのですが、大まかな検討を付けて下地センサーどこ太で確認します。石膏ボードの厚みは12mm位なので12の位置で止まります。ただ、18mm位の位置で止まるところもあります。抵抗もなく全て針が入ってしまう場所もあります。

 

テープにブラケット取付穴の大体の位置のしるしをつけておきました。

 

購入したのはマツ六の手すり部材ですが、ホームセンターで買おうと見に行ったのですが置いてなく、ネットで道具道楽というところを見つけ購入しました。購入した所は5000円以上は送料無料で代引き手数料もかかりませんでした。

手すり棒は木材を考えていたのですが、中が金属パイプで周りが樹脂の外形32mm長さ4mの物を購入しました。この利点は、1400mm間隔で中間ブラケットを付けることが可能です。木材の32mm手すりは700mm間隔ですので手間と費用が余計掛かります。

手すりの棒は、4mでは20cmくらい足りないのですが、工夫をして1900弱と2100強に切断しました。切断したら、棒に35・32打込ナット BDE-64 ロングスパン1400用を打ち込みます。説明書では切断部はパイプ内側のバリ取りをするよう書いてあり、切断しない端は20mmくらい切断してバリを取ると書いてあります。

しかし、両サイドで40mm切ると長さが足りなくなります。そこで、内側をヤスリで軽く磨いて打ち込みナットを打ち込んだらかなり固く、入りきらない所があるので当て木を外して叩いたら少し割れてしまいました。それで、もう一か所の側はヤスリでかなり削ったら問題なく打ち込めました。その後に、両側にエンドブラケットを取り付けました。

 

 

打ち込みナットは中心と周りに6か所のビスを入れる長穴があります。なので、両側の打ち込みナットの長穴の位置を合わせなくてはいけません。1本は偶然合っていたのですが、もう1本はズレていたのでドリルで穴を開けて取り付けました。2本ビスを入れるのは回り止めかと思います。

そして、ブラケットを取り付ける位置の大体の位置をテープにしるしを付けてどこ太で下地があるかの確認を再度しておきます。ここまでは一人でできましたが、取り付ける時に階段と平行にするために息子に片側を持ってもらいました。まずは、片側のブレケットのビスを1本止めて、もう一方を平行になるように位置決めしてビス1本を止めます。

最初に貼ったテープは平行に貼ったつもりでしたが、再度2人で作業をすると位置がずれていました。この取り付けで問題が、下地が鉄骨でした。ドリルで下穴を開けて手持ちの黒い長いビス3本を使用して何とか取り付けました。下側は付属の40mmのビスで止まりました。

 

中間ブラケットは、棒に取り付けるビスは専用のロングスパン1400用ドリルビス BH-26Bです。両側のブラケットを取り付けてから中間ブラケットを取り付けます。

 

 

下側の階段も同様にして取り付けました。これで、階段の手すりは完成です。

  

階段手すりの取り付けは、利き手側にするそうです。そうすると両側に取り付けるのが良いのですが、階段幅と手間費用を考えると無理です。そこで、歳を取って上る時に手で引きやすい右側にしました。上る時は階段を上がる時に肘が手すりより少し上の位置が良いとのことです。うまくできました。

高さを81cmにして下りの場合は、階段上に立った時は170cmの身長では少し低く感じます。しかし、手すりを握って階段を一段降りるとちょっと高く感じます。この感じなら75cmでも良いのかと思います。下る場合はしっかり握るのではなく、手を滑らしながら降りて行き落ちそうな時にしっかり握るという使い方が良いようです。


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