トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録

ノアにオートバイを積んでみました。忘れないように記録しておきます。

XL883L ベルトドライブ調整の軸間距離測定工具を作ってみた。

2018年03月11日 | ハーレー XL883L

ベルトドライブ調整をするには、スイングアームシャフトとリヤアクスルシャフトの軸間距離を左右同じにしなければなりません。ネットで見るとスイングアームに穴が開いていてアクスルシャフトとの距離を測る針金みたいな工具がありますが、所有のXL883Lには穴がありません。調べてみても、実際にはどのような工具を使うのか分かりません。

そこで、有り合わせの端材を使って測定工具を自作しました。

アルミ板を曲げた物にパイプをビス止めしました。

 

 

測定部は紙にラインを引いて丸めたものを挿します。スライドできるようにしました。アクスルシャフトは中空になっていて左右の穴径が違います。なので、ラインを2本引きました。

 

 

右側は、スイングアームシャフトのへこんでいる中心部に測定具をセットします。

 

 

アクスルシャフトの穴に青ライン(16mm)を合わせます。ただし、実際はスイングアームシャフトと直角にしなければならないので、穴からかなり離れます。なので正確に合わせるのが難しいのです。

 

 

スイングアームと平行にするとこんなに離れます。なので感になります。シャフトにぴったりのパイプを差し込み手前に出せば良いのですが今回はこのままです。

 

左側はスイングアームシャフトの手前にブレーキホースがあるので避けるようにセットします。ブレーキホースの真後ろにスイングアームシャフトの中心のへこみがあるのでこんな形になりました。

 

 

右側を測った時にセットした紙の印の赤ライン(13mm)をリヤシャフトの穴に合わせます。これで左右を同じにすればスイングアームシャフトとリヤアクスルシャフトが平行になるはずです。

 


日本車なら目盛りが刻んであるので簡単なのですが、ハーレーなので仕方ないです。まあ、こういうのを作るのも楽しみではあります。

測定の結果は、ほぼ大丈夫かなと思います。たぶん、0.5mm以下の誤差はあるかもしれませんが。

前回 ドライブベルトの調整をして数回乗りましたが問題はありませんでした。一応 念のために確認するために自作してみました。


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