芦屋プレシャスカラーズ通信

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【漢方でアンチエイジング/食材】 ゴーヤ(苦瓜)

2013-08-08 | 漢方のこと

 

 

【漢方でアンチエイジング/食材】 3回目のお題は「ゴーヤ」です。

 

≪効能≫ 夏バテ、便秘、高熱、目の充血

 

ゴーヤの美味しい季節です


歳とともにゴーヤ好きになっていく私


あの苦味が舌に心地よいのです


ビタミンCが豊富ということもあって、


ゴーヤを切っている最中に、ついシャリシャリと生のままつまみ食いしてしまいます。


(ビタミンC注入~~~)


あのみずみずしさも最高です


ビタミンCの他にも、身体の余分な熱と水分を排出する働きも大きいので、


まさに、この猛暑の時期に最適な食材なのです。


そうそう!苦いものって、お通じも良くしてくれるんですよ 

 

 

*参考書籍:薬日本堂漢方スクール「漢方養生指導士養成講座初級」


 

 

 


【漢方でアンチエイジング/食材】 桃

2013-08-07 | 漢方のこと

 

 

【漢方でアンチエイジング/食材】 2回目のお題は「桃」です。

 

≪効能≫ 血行不良(肩こり)、冷え性、生理痛、皮膚の乾燥

 

今が旬の桃


子供の頃、夏になると母がテラスに新聞紙を広げ(笑)弟と私を座らせ、


桃汁で顔じゅう体じゅうびしょびしょになりながら


思いっきり丸ごとの桃を食べさせてくれたことを思い出します。


実はこの桃、単に甘くて美味しいだけのフルーツではないのです


夏のフルーツなので、スイカのように身体を冷やす性質があるのかと思えば、全く逆!


なんとネギやショウガと同じ「温熱性」のグループなのです。


つまり、冷え性の人こそ食べるべきフルーツ


私も相当な冷え性ですが、


旬以外の季節も缶詰で積極的にいただいています。


お肌を潤してくれる働きもありますので、


まさに一石二鳥のスーパーフルーツなのです


 

 


*参考書籍:薬日本堂漢方スクール「漢方養生指導士養成講座初級」

 


【漢方でアンチエイジング】 クコの実

2013-07-29 | 漢方のこと

 

【漢方でアンチエイジング】シリーズ1回目のお題は「クコの実」です。


≪効能≫ 疲れ目、視力低下、呼吸器系の乾燥による咳、乾燥肌



中国では紀元前200年ほど前(日本の弥生時代頃)から、


「長期間にわたって多く服用しても、からだに害がなく、心身を軽やかにし、エネルギーを増して老化を遅らせる」薬(*1)として、


最高ランクに位置づけられていました。


(*1 : 現代の西洋医学でいう「薬」とは少し意味合いが違います。)


乾燥した状態でスーパーマーケットの中華食材のコーナーでよく見かけますね。


同じく、最高ランクに位置づけられていた霊芝(レイシ)、高麗人参に比べれば、


ずいぶん安価で手に入りやすい食材です。



クコの実って、中華料理のお粥に2~3粒のっていたり、


杏仁豆腐に1粒添えられていたり、


これくらいしか食べようがないと思われがちですが、


私は10~20粒くらいを水の入ったお猪口に入れ、


ふやかして柔らかくなったものを数粒ずつをそのまま口にほおりこんでいます。


何と言っても「たくさん食べても害のない薬」ですから


そして、女性は毎月の生理でどうしても血が不足しがちになります。


失われた血を補う働きもあって、なおかつ、身体を潤してくれる


この赤いスーパー食材クコの実は、


女性なら誰でもが積極的に摂っていただきたい食べ物です





*参考書籍:薬日本堂漢方スクール「漢方養生指導士養成講座初級」