芦屋プレシャスカラーズ通信

似合うにこだわったスタイリングのこと、
漢方・薬膳のこと、
衣食住の色のお話などなど…

ひらめきや発想力にはグリーン

2015-04-29 | 生活の中の色


私の場合、


日常に忙殺されてストレスが溜まりかけてくると、


なぜか森林公園や植物園に行きたくなります。


身体じゅうグリーンを浴びたくなるのです。


植物の緑を見ていると、


目にも優しいし、何より心地いい。


あの癒され感、心地よさはマイナスイオンのせいかなと思っていたのですが、


緑色を見ることでアセチルコリンという神経伝達物質が脳内で分泌し、


頭がすっきりとし、新しいアイデアやひらめきを生み出してくれるそうです。



そんな理由もあって、


森林浴が清々しさや心地よさに結びついていたんですね。




残念ながら、


我が家の窓からはふんだんにグリーンがみられるとは言えないので、


せめて、部屋の中にグリーンをたくさん置くことに決めました。




クリエイティブなお仕事の人、


いつもブログのネタに苦しんでいる人、


ぜひ、お試しください。


そうそう、大切なこと!


アセチルコリンは睡眠を十分取ることでも分泌されます。


1に睡眠、2にグリーンですよ


どうやら認知症の予防にも効果があるらしいです。




happyを感じたければイエロー

2015-04-26 | 生活の中の色


引き続き、神経伝達物質の話。


(スイマセン、この手の話が好きなんです)


脳内麻薬の一つであるβエンドルフィンは


いわゆる「ランナーズ・ハイ」状態を引き起こす物質です。





苦痛が極限まで達した時、


βエンドルフィンが心と身体を守るために


苦痛を高揚感、充足感に変換してくれるのです。


つまり、身体の内部で作られたナチュラルな鎮痛剤。


なんとモルヒネの数倍の効き目があるとのこと。





高揚感、充足感は感じたいけど、


極限の苦痛なんてまっぴらという人は、


積極的にイエローが視界に入る環境を作ってみてください。


知らず知らずの間に、


気分が好転しているはずです



冷静でしかも前向きにしてくれるブルー

2015-04-25 | 生活の中の色

やる気アップにはピンク、


集中力アップにはパープルという話を書きましたが、


やる気まんまん状態も、高集中力状態も、


過剰に長時間続くと、


不眠になったり、超緊張状態が続いたりと


身体に悪影響を及ぼします。


そうならない為の抑制物質がセロトニンです。




セロトニンは、ドーパミン(やる気)とノルアドレナリン(集中力)が


過剰に分泌し続けることを防ぐ働きがあり、


これが不足すると、


先ほど書いたような不眠やイライラを引き起こし、


いわゆるキレやすい状態を作ってしまいます。


そうならずに、しかも、「頭が冴えた」クールな状態を保ってくれるのがセロトニン。


セロトニンはブルーを見ることでより分泌されます。





どんな時でも平常心が大事。


焦っている、慌てていると感じたら


とりあえずブルーをさがして心を落ち着けましょう。


安心感、安定感ももたらしてくれるので


良いパフォーマンスが期待できます

短期集中力アップにはパープル

2015-04-22 | 生活の中の色



先日、やる気アップにはピンクという話を書きましたが、


今日はそれに関連した話。


社会人として生活している人でしたら大抵


時間制限のある中で様々な仕事(家事、育児も含む)をこなしていると思います。


やるべきこと、やった方がいいことはできるだけ素早く処理をして、


空いた時間で自由に好きなことをして過ごしたいと思うのは、


誰しもが思うこと。


必要なのは、強力な集中力アップ


「わたしはもともと集中力に欠けるのよね~」


という人でも、5分、いえ、3分間だけなら集中できるのではないでしょうか。


その3分間に圧倒的な集中力が発揮できたらいいですよね。


そんな時に頼りになるのが、


パープルです。


パープルは脳内の神経伝達物質ノルアドレナリンの分泌を促す作用があります。



ノルアドレナリンとは、いわゆる「火事場の馬鹿力」を出させてくれる物質。


限界状況に追い込まれた時に、


覚醒と集中力をアップさせて、


実力以上の力を発揮させてくれる色なのです。


ぜひ、お試しを!



モチベーションアップにはピンク

2015-04-19 | 生活の中の色



私の場合、「歳とったなぁ」と最初に実感した現象は老眼でした。


それから、今思えば「あれもそうだったのかなー」と感じているのが、


「やる気」の低下。


それ以前は、朝目が覚めると「さぁ、今日一日何をしようかな!」


と、まさに清々しく爽快な気分に満ちていたのが、


いつの頃からか、そんな気分で朝を過ごすなんてことがなくなっていました。


加齢現象の中に「やる気」の低下があることを知ったのがごく最近。


(もっと早く知っていたなら対処のしようもあったのに~~~泣)


そんなある日、


その「やる気」の元になるのが神経伝達物質ドーパミンで、


そのドーパミンの分泌を促すのがピンク色という事実を知りました。



(さらに、ピンクは女性ホルモンのエストロゲンを活性化させるとも言われています。)


日頃、やる気・モチベーションをもっと上げたいと感じている人は


視覚からどんどんピンクを取り込みましょう!


洋服やアンダーウエアでもいいし、


部屋のカーテンやクッションでもいいし、


スマホケースや化粧ポーチでもいいし、


とにかく、ピンクをより多く視覚に入るように環境を変えてみましょう