現代は色々な価値観があります。厳格な伝統的な作法を守り続ける方法も当然あります。特に宗教的な価値観というのはその時代に対応できるように柔軟性を持たせないとなりません。
特に、故人を偲ぶ、仏壇に関しては住宅事情も考慮し選択肢があって然るべきでしょう。現在、私が進めている仏壇プロジェクトはその1つ。
特に日本の伝統を受け継いでいく若い世代の方に「あ、これなら本家、実家でしか手を合わせられなかった先祖に自宅で出来るかも。。」と供養の仕方の多様性を提案できると確信しています。
そんなプロジェクトの合間に、現代仏壇ショールームの視察に行ってきました。
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もはやインテリアとしても充分なデザイン。壁掛け式、キャスター付の移動式など今までの仏壇に対する概念が変わります。これでいいのです。
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骨壺も分骨した少量でカラフルな南部鉄器に。
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故人を偲ぶのはその気持ちが大切。従来の考えも残しつつ新しいスタイルも出来上がらないと、その風習は消えて行く宿命を背負います。
重荷にならぬような方法はこれから必ず必要となります。何にでも関してです。
今日も良く働きました。
皆さんは仏壇にどんな思い、イメージがありますか?
では。
paikaji