今日は山陰山陰の境目にやってきました。
標高５０９m地理上の陰陽分水嶺です。水はここを起点に右に流れば瀬戸内海に向かい、左に流れれば日本海に向かいます。水の動きの境目ですから交通の発達が無い時代では文化圏も変わる重要な地点となります。
ガイドマップに載っていません。何故なんだろう。。
せっかくだ、記念撮影。
さて、島根県と広島県の県境付近には多くの見所があります。今日は是非、見たい天然記念物の森があるのでやって来ました。
大朝のテングシデ群落。世界ではここだけだそうで、シデの木がなぜだか幹や枝がぐにゃぐにゃとなってしまう突然変異が遺伝的に固定され、世代間でこの不思議な成長が続いているのです。
美しいシルエットですよね。訪れた時間が夕刻でしたので雰囲気もあります。昔からここの
方々はこの木を切ると、天狗の怒りを受けると言い伝え大切に守って来たそうです。
豊かな里山の中を気ままに動きました。
実りの秋です。もう稲刈りの時期です。
稲穂が夕日に輝きます。
山の夜は早いです。今日は明日に備え休みます。
それでは。
paikaji
