どうやらワタシの日程管理に不具合が生じたようです。明日の移動手順を細かく書いたものを今日の日付に書き込んでいたので、機械のように実行しようとしていました。。昨日の２２３０まで。。
一応と思い、メール掲示板に「桐生駅到着は１４２６です」と書き込んだ所、「日にち勘違いしてませんか？」と。。
あ、やってもうた
宿の延泊をせにゃ～と即座に予約。空いていて良かった。。
と言うことで、今日は神様、仏様、観音様全ての方々から戴いた休日となりました。
まずは、ここ三島市の地質的なお話を。伊豆半島ってのは日本列島唯一、フィリピン海プレートに属してる陸地なんです。２０００万年前は遠く離れた太平洋の海底だったエリアがダイナミックな地殻変動で日本列島部分に衝突し、隆起して出来た陸地なんです。
その衝突の圧力で陸地は盛り上がりせり上がって出来たのが遠く離れた丹沢山地、足柄山地で、その膨大なエネルギーの吐き出し口が富士山を含む火山、、と言うことになります。
ここ５日間、そばにある富士山の火山活動も活発で、約２９０００年前にはサラサラとした溶岩をを吐き出した大噴火がありました。
その流れ出た溶岩の到達最先端箇所が昨日から滞在している静岡県三島市のまさに、私のお尻の下くらいになるんです。
では、見に行ってみましょうか！っと、ひとりでテンションマックス。
現場です。
流れて来た溶岩の先頭。この形状を縄状溶岩と言います。
多孔質溶岩と溶岩膨張跡です。
いやぁ～たまんないね～
縄状溶岩は見ての通り、流れ動く溶岩がそのまま固まってしまったものです。で、多孔質溶岩は溶岩の表面にポツポツと穴が開いてる状態のものです。溶岩に含まれているガス気泡がプチプチした跡です。
溶岩膨張は、流れている溶岩が何かに反応してボワッとなったまま固まった状態の溶岩です。
溶岩洞窟です。ここは綺麗に残ってますね。
こちらは窪地に流れ込んだ溶岩流跡です。
ここには富士山の伏流水が満々とたたえる池だそうですが土地改良や地下水の汲み上げで満水になることは少なくなったそうです。と言うか干上がっています。
噴火当時は全てを焼き尽くしたでしょうが、何時も始めに植物が溶岩を覆い始めます。
素晴らしい場所でした。三島駅近くの三島市楽寿園と言う国の天然記念物及び名勝に指定されています。
今日はご褒美で富士山がよく見えました。
あんな所から溶岩が流れて来るんだから、、地球はスゴいね。
と言うことで、明日はいよいよ仕切り直しで上州は群馬県桐生市へ向かいます。
では、皆様。
paikaji
