私感・雑感

平和、平穏。

安全、安心。

でもそれらを脅かすものは許さない。

部屋中スパイシーな香りがする……

2010年09月22日 | 日記
この間、友人と話していて、カレーの話題になりました。作り方を聞いたら、何だか自分も久々に手作りカレーに挑戦してみたくなりました。

幸い、ちょっと前に作った超簡単スープ(コンソメかブイヨンで、タマネギとジャガイモ、鶏ささみとミックスシーフードを煮込む、というもの)が残っていたので、それをベースにすれば簡単でいいや、と思っていました。

ところが、です。

今朝冷蔵庫から取り出した鍋の蓋を開けると……
な・な・な・ぬゎんと、ほゎ~ん、と……かすかに臭ってくるのは……

ふ、腐敗臭……ではあ~りませんか……(泣)(泣)(泣)
やむなくシンクの三角コーナーへドボドボって……ヨヨヨ~
生産者の方々ごめんなさい。

さて!と、気を取り直し・て!!買出しからやり直しです。

スーパーで、タマネギとジャガイモ、ニンジン、ニンニクを見て……できれば大阪に近い産地のを買いたかったんですが、お値段がはるのでこれらはやむなくある遠方の地のものに。
できるだけ近いところのものを買うようにした方が、輸送にかかるCO2が少なくってすみますね(この考え方をフードマイレージといいます)。
肉っけは、冷凍庫に何ヶ月前に買ったのかすら覚えていない(←コラコラ)、多分!?(←オイコラコラ)豚肉があったので、手頃な量のものを探すと……鶏でも豚でもよかったのですが、和牛のカレー肉が半額になっていたのでそれらより安いことが分かり、迷わずゲット。

帰宅して、夕食の準備にとりかかりました。

カレールーがウチにはありませんので、普通なら小麦粉を炒めてとろみの基本にするのでしょうけれども、以前小麦粉を炒めていて焦がしたことがあるので、一人暮らしを始めて以来、自作のカレーはあんまりとろみがありません。

タマネギ、ジャガイモ、ニンジンを小さく切って、キツネ色から飴色になるまで炒めたら、野菜のとろみが適度なとろみを与えてくれるかな、って試してみたくなりました。

しかしその一方で、タマネギとかニンジン、ジャガイモがゴロゴロしている食感も捨てがたい魅力があるので、それらの野菜たちをあらみじん切りと大きめにザックリと切ったもの、2通りの切り方で、みじん切りの方だけ先に念入りに炒めました。

かなり飴色に近づいたので次にゴロゴロした方を入れました。

野菜がいずれも火が通ったので、次に塩コショウと醤油で下ごしらえした肉類、スライスしたニンニクを入れて、上からガラムマサラ、塩コショウを振り、また炒めます。

肉類の外側にサッと火が通った時点で水を入れて、煮込みます。
沸騰したら、火を弱め、アクをすくいます。
減った分だけ水を足し、また沸騰させてアクを取ります。

ここでコンソメを投入、減った水っけの補充に野菜ジュースを入れました。

実はこの辺で、鍋の中が沸くのと同じタイミングで、イタズラ心が湧いてきてしまいました。
色々と他のものも試してみたくなってきました。

カレー粉(赤い缶のもの)以外で入れたものは、野菜ジュースにトマトケチャップ、ウスターソースに味噌、ガラムマサラとクレイジーペッパー、塩、胡椒、タバスコ、です。
シナモンは1度大失敗しているので、今回は見送りです。

途中何度か味見はしたのですが、カレースープだけの味とご飯の上にかけたときの味では若干感じ方が違いますね。

感想は……
カレー粉から作った中では一番の出来かな。
ヒントをくれた方、おおきにありがとうね♪

スパイス同士の喧嘩はかなりおさまっているし、辛さ加減も僕の好み(激辛にかなり近い大辛)。
ただ、少し……ケチャップを調子に乗ってドボドボ入れすぎたのか、やや酸味がとがってしまった。
あるいはこの酸味はタバスコ由来かも知れませんが……。

ま、1日寝かせたらどうにかなるかな~なんて、翌日以降に期待します!!