奈良遷都1300年ということで、来年はぜひ平城京を見学に行くつもりだ。それはいいが、謎ばかりの日本歴史である、なのに意外と奈良時代の日本続記は疑いもなくそのまま受け入れられているように思われる。
しかし、日本の歴史はそんなに甘くない。言うまでもなく、天智も天武も何も解明されていないときに、どうして奈良時代かといえば、わからないところはすっ飛ばして、わかるところから埋めていくのはジグゾーパズルも同じであろう。
私が今までパズルのチップを置いたのはまだ数枚に過ぎないし、しかもそれも絶対正しいと確信できるものでもない。つまり何もわかっていないと同じ事なのである。
まず、天智は金春秋だろう、天武は淵蓋蘇文だろうとの仮説は私の中では結構固まっていて、それを前提に東アジア史というスケールで歴史を組み上げていくのだ。
問題は、聖武天皇と渤海が親戚である事。つまり、両方とも鮮卑拓跋族ではないかと思う。当時、唐は則天武后が死に、周からもとの唐へ国号が変わる。おそらく、唐も鮮卑族の支配に戻ったのだろう。そして、匈奴突厥族は後退し、ウイグルとチベットが勢力を増してきている。渤海は則天以降、唐とは比較的平和的な状況であった。問題は統一新羅で、この王統はそう簡単ではない。私の仮説では歴史書にあるような姿ではなく、唐と高句麗を支配した突厥族の支配者、ソグド人、淵蓋蘇文の一族だったと考えている。淵が死んだ年代は不明であるが、おおむね、周の建国の頃ではないかと想像する。
淵が死に、突厥は後退し、ヨーロッパ戦線に向いカザールを建国する、そして新羅は取り残される。そこで聖武天皇は渤海と協力し、新羅を挟み込もうとしたのではないか。そして、結果、おそらく日本に渡来してきた突厥寺社勢力に自分の婚礼家系である藤原四家がそろって殺された。藤原広嗣の乱が起きた時、聖武天皇は関東へ逃亡した。これはそんなに小さな話ではない。国家を揺るがす大乱だったはずである。つまり、藤原広嗣が大宰府に流され、そこで挙兵し九州全体が彼を応援する。なおかつ広嗣は最後に新羅へ逃げようとしたのだから、彼のお里は知れるではないか。彼が応援を頼んだのは韓半島南部の元安羅国で、光明子の実家ではないのか。そして聖武天皇としてはその挙兵にあわせ、関東へ逃れ、関東の鹿島神宮をバックに九州と連携しようとしたのではないか。そんな気がするのだが・・・、私の頭の中はぐるぐる回るだけである。
・・・・・誰も相手にしてくれないような日本史を考えている私はどうなるのでしょうか。これぞ妄想の日本史である。前途多難だな。
しかし、日本の歴史はそんなに甘くない。言うまでもなく、天智も天武も何も解明されていないときに、どうして奈良時代かといえば、わからないところはすっ飛ばして、わかるところから埋めていくのはジグゾーパズルも同じであろう。
私が今までパズルのチップを置いたのはまだ数枚に過ぎないし、しかもそれも絶対正しいと確信できるものでもない。つまり何もわかっていないと同じ事なのである。
まず、天智は金春秋だろう、天武は淵蓋蘇文だろうとの仮説は私の中では結構固まっていて、それを前提に東アジア史というスケールで歴史を組み上げていくのだ。
問題は、聖武天皇と渤海が親戚である事。つまり、両方とも鮮卑拓跋族ではないかと思う。当時、唐は則天武后が死に、周からもとの唐へ国号が変わる。おそらく、唐も鮮卑族の支配に戻ったのだろう。そして、匈奴突厥族は後退し、ウイグルとチベットが勢力を増してきている。渤海は則天以降、唐とは比較的平和的な状況であった。問題は統一新羅で、この王統はそう簡単ではない。私の仮説では歴史書にあるような姿ではなく、唐と高句麗を支配した突厥族の支配者、ソグド人、淵蓋蘇文の一族だったと考えている。淵が死んだ年代は不明であるが、おおむね、周の建国の頃ではないかと想像する。
淵が死に、突厥は後退し、ヨーロッパ戦線に向いカザールを建国する、そして新羅は取り残される。そこで聖武天皇は渤海と協力し、新羅を挟み込もうとしたのではないか。そして、結果、おそらく日本に渡来してきた突厥寺社勢力に自分の婚礼家系である藤原四家がそろって殺された。藤原広嗣の乱が起きた時、聖武天皇は関東へ逃亡した。これはそんなに小さな話ではない。国家を揺るがす大乱だったはずである。つまり、藤原広嗣が大宰府に流され、そこで挙兵し九州全体が彼を応援する。なおかつ広嗣は最後に新羅へ逃げようとしたのだから、彼のお里は知れるではないか。彼が応援を頼んだのは韓半島南部の元安羅国で、光明子の実家ではないのか。そして聖武天皇としてはその挙兵にあわせ、関東へ逃れ、関東の鹿島神宮をバックに九州と連携しようとしたのではないか。そんな気がするのだが・・・、私の頭の中はぐるぐる回るだけである。
・・・・・誰も相手にしてくれないような日本史を考えている私はどうなるのでしょうか。これぞ妄想の日本史である。前途多難だな。