今日は29日、実は今日から年末休暇になる。はやい?いえ、店を開けたとしてもお客が少なくなるのでやらないほうがましでしょう。と、理屈はともかくとして、やはりお休みはうれしいものだ。気分のいいところでブログアップでもしよう。
今年一年を振り返ってみると、ひとつは震災、もう一つは民主党のマニフェスト違反、この二つしか思い出せない。震災ではっきりしたのは官僚、学者など、原発推進を主導した人たちはまったく反省する気がなく、すべては想定外であり予測できなかった以上罪はないという物言いである。これは武家社会ではありえないことで、やはり日本は平安時代の悪しき律令制を継続しているのである。
もう一つの民主党だが、なぜこれほど簡単にマニフェストを覆すことが出来たのか、国民は皆不思議に感じるだろう。鳩山さんは突然の辞任、菅さん、野田さんは首相になった途端まるで自民党の議員みたいである。どうして?
ここが肝心なところで、首相になるとなぜ変節するのかを考えねばならない。
以前から日本には大和朝廷があり、実質の政治はそこが行っているのだと書いてきた。具体的には戦前の枢密院のようなもので、日本の貴族、宗教関係、財界、官僚トップそして閣僚がその選ばれたメンバーである。
まず新しく選ばれた首相と、その指名を受けた閣僚は天皇からその地位を認められ、そして一人ずつ別室に呼ばれそこで初めて日本の政治構造を知らされるのだ。そして彼らは日本国憲法がほんの建前であり、日本の国体が平安時代から何も変わっていないことを思い知らされるのである。たぶん奥の院の政府を見た時、恐怖で自分の政治信条を捨てざるを得ないのであろう。この認証式を経て全員で写真を取るころには「えらいことになった・・・」と後悔するか、もしくは「言われた通りにすれば末代まで繁栄できる」との甘い言葉に酔うかである。
官房長官が記者会見に臨むとき一礼することになっている。よく見ると、どう考えてもあらぬ方向に向かって礼をしている。そこには国旗が立っているだけだ。国民でもなく、報道陣にでもなく旗に対しての礼である。国旗は何を意味するのか?そんなこと言うまでもないことだ、日本の最上位カーストは天皇しかないである。
つまり、議員と閣僚との違いは知ったか知らないかの違いなのである。
小沢氏がいまだに被告人にいるのは本人はそれを知っており、その立場に立ちたくないからだとも考えれるのだ。
河村さんは市民税5%減税をようやく達成したが、今朝の中日新聞のインタビューで「(民主党の)離党議員に減税日本入りを誘うという考えはないか」との問いに「減税というのはすさまじい戦いですので、そこら辺をどうしたらいいかは考えどころ。なかなか皆、減税とは言わへんでなあー」と答えている。
つまり、地方レベルに関してはある程度の自由が認められるが、国家レベルでの減税がいかに大変かを河村氏は知っているのだ。
日本の政治構造を知れば政治を考えること自体が無意味であり、むなしいことだとわかる。問題はこの日本に住むことが幸せなのかどうかである、外国で暮らしたことがないので判断が出来ないが、少なくとも世界の貧困国の政治構造を考えるとまだまだ日本人は幸せなほうだろうと思う。要は、それで満足するか否かだけのことである。
一般会計と特別会計を合わせ、日本の税収はおそらく400兆円ぐらいである。つまり、国民はほぼ平均年収と同額の税金を納めている。租庸調の時代から比べればましじゃないかと慰めるのも手である。今年から私はそう考えようかと思っている。そうじゃないとやってられないもんね。
今年一年を振り返ってみると、ひとつは震災、もう一つは民主党のマニフェスト違反、この二つしか思い出せない。震災ではっきりしたのは官僚、学者など、原発推進を主導した人たちはまったく反省する気がなく、すべては想定外であり予測できなかった以上罪はないという物言いである。これは武家社会ではありえないことで、やはり日本は平安時代の悪しき律令制を継続しているのである。
もう一つの民主党だが、なぜこれほど簡単にマニフェストを覆すことが出来たのか、国民は皆不思議に感じるだろう。鳩山さんは突然の辞任、菅さん、野田さんは首相になった途端まるで自民党の議員みたいである。どうして?
ここが肝心なところで、首相になるとなぜ変節するのかを考えねばならない。
以前から日本には大和朝廷があり、実質の政治はそこが行っているのだと書いてきた。具体的には戦前の枢密院のようなもので、日本の貴族、宗教関係、財界、官僚トップそして閣僚がその選ばれたメンバーである。
まず新しく選ばれた首相と、その指名を受けた閣僚は天皇からその地位を認められ、そして一人ずつ別室に呼ばれそこで初めて日本の政治構造を知らされるのだ。そして彼らは日本国憲法がほんの建前であり、日本の国体が平安時代から何も変わっていないことを思い知らされるのである。たぶん奥の院の政府を見た時、恐怖で自分の政治信条を捨てざるを得ないのであろう。この認証式を経て全員で写真を取るころには「えらいことになった・・・」と後悔するか、もしくは「言われた通りにすれば末代まで繁栄できる」との甘い言葉に酔うかである。
官房長官が記者会見に臨むとき一礼することになっている。よく見ると、どう考えてもあらぬ方向に向かって礼をしている。そこには国旗が立っているだけだ。国民でもなく、報道陣にでもなく旗に対しての礼である。国旗は何を意味するのか?そんなこと言うまでもないことだ、日本の最上位カーストは天皇しかないである。
つまり、議員と閣僚との違いは知ったか知らないかの違いなのである。
小沢氏がいまだに被告人にいるのは本人はそれを知っており、その立場に立ちたくないからだとも考えれるのだ。
河村さんは市民税5%減税をようやく達成したが、今朝の中日新聞のインタビューで「(民主党の)離党議員に減税日本入りを誘うという考えはないか」との問いに「減税というのはすさまじい戦いですので、そこら辺をどうしたらいいかは考えどころ。なかなか皆、減税とは言わへんでなあー」と答えている。
つまり、地方レベルに関してはある程度の自由が認められるが、国家レベルでの減税がいかに大変かを河村氏は知っているのだ。
日本の政治構造を知れば政治を考えること自体が無意味であり、むなしいことだとわかる。問題はこの日本に住むことが幸せなのかどうかである、外国で暮らしたことがないので判断が出来ないが、少なくとも世界の貧困国の政治構造を考えるとまだまだ日本人は幸せなほうだろうと思う。要は、それで満足するか否かだけのことである。
一般会計と特別会計を合わせ、日本の税収はおそらく400兆円ぐらいである。つまり、国民はほぼ平均年収と同額の税金を納めている。租庸調の時代から比べればましじゃないかと慰めるのも手である。今年から私はそう考えようかと思っている。そうじゃないとやってられないもんね。