母の話

母は歌が好きで、特に島津亜矢ファン。語りのある部分をとっても好んでいます。テレビにケーブルで歌謡関係のチャンネルもあるが、録画予約も円盤に焼き付けることもできない。

そこで私の登場となるのです。1週間分の「島津亜矢」をプログラムから探し出し、予約。録画したものから彼女の歌だけ切り出したり、チャプターを入れたりしております。そこまでできてると、母は「見る」ことはできるので、再生して歌ってます。

母は花が好きで、庭にいくつかの花や木が植えてあります。亡くなった母の父の好きだった花も植えてあります。私がとんとこちらに疎いので、話し相手になってはあげられませんが、せいぜい芝刈り機で周りの芝を刈るくらいはします。

母は部分的に頑固で、新しい味覚に挑戦を拒みます。食べなれたもの以外はなかなか受け付けてくれません。こっちが覚えた料理をふるまっても「ありがとう」と言って、二度目はありません。こういうところはすっかり私に遺伝してしまいました。美味しいのになあ。

時々催しで歌う機会があると、衣装も買って歌うようにこの頃なりました。張り合いができてうれしそうです。よかった。録画頑張るから、たくさん覚えて歌って頂戴。