あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




よかった!

2022-08-03 14:33:43 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです



間に合った…!



秋月は難しいと思うけど
初物の幸水、手に入りました。



「可愛い顔(※下記)」を勝手に繰り出し(笑)、心の底からの笑顔。
りとから”わあー、わあー!”っていう声が聞こえてきそうでした。



スーパーの果物コーナーで大量に並べられた梨を見た瞬間涙が出そうでした。
どうしても大好物の梨を食べさせたかった。



昨日の夜から食事のあとで普段より多めにあげています。



そのたびすごくすごく嬉しそうにがっついて食べてくれます。



間に合ってよかった。
本当に良かった

------------------

※可愛い顔について
  ボスが教えたコマンドです。2か月くらいで覚えたでしょうか?
  笑顔を見せるたび「可愛い顔してー?りとちゃん可愛い顔!SMILE!」
  と根気強くボスが教えました
  トマトを与える時とか写真を撮るときなどに
  「りとちゃんSMILE!可愛い顔は?^^」と言うと笑顔を見せてくれます。
  面倒くさい時はペロッと舌を出すだけだったりして
  それもまた可愛いものです。
  病気発覚前は私たちの膝に手をかけてバンバン叩いたり
  乱暴に顔を乗せたりしながらまずは私たちの気を引き、目が合った時点で
  「りとかわいいなー?ボス?ママ?りとかわいいなー?」と
  笑顔を見せてくれていました。

  今では膝に手をかけたりは出来なくなってしまいましたが
  私たちが気づいてくれることを信じて
  「りとにもそれ、ください。」と
  足元で静かに笑顔を見せながら待っています。


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ごほうびの時間

2022-08-02 15:58:26 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。

この1週間でお腹のふくらみと腹囲以外の部位の痩せ方が顕著になりました。
体のバランスが崩れて一生懸命よちよちと歩く感じです。
思うように動けないストレスからか
手足がびしょびしょになる程なめ続けることも増えました。

ボスは
余命宣告を超えた今、ここからの時間はごほうびのようなものだと言いました。
飼い主として、
命の伴走者として、
最後まで変わらない愛と安心をあげたい。

先生には先週、
「今でもしっかり食欲があって食べてるのって、この状態ですごいことです」
と褒められました。そして
薬がなくなるころに電話でりとちゃんの様子を知らせてもらって、
れいさんだけ病院に薬受け取りに来てもらえればいいですよとも言われました。
りとちゃんはもう連れて来なくていいです、
イヤな思いさせるのはもうやめましょう、と。

これが何を意味するのか
私たちにはわかっていた。

先日薬局に行ったとき”目が合って”、
じーっと”黄色い箱”と見つめ合ってしまい、買いました。
今娘の前に置いてあるけれど
近い将来何も口にできなくなった時、この黄色い箱を開封するのでしょうね。
そうそう、高級バニラアイスも冷凍庫にスタンバイさせました。
開封する日がじわじわと近づいていることは
りとの痩せ方で切なくなるほど感じます。

今度もらうお薬も、サプリメントも、フードも、
最後まで食べたり飲んだりできないかもしれませんが
それでもりとが食べてくれるなら全部用意して与えます。
今はまだ食欲があります

突然食べなくなる日が明日きてもおかしくないけれど
今を一生懸命生きているりとを支えていこうと思います。

-------------

小さかった頃のりとは



こうして私の足の間に挟まっては楽しそうに遊ぶことが多くありました。



娘も子供時代は私から離れず育ちましたが
りとはもっと密着した感じで子供時代を過ごしました。



お散歩では坂道が大好きで
自ら私にアイコンタクトを取りながら
「ママさかみち、たのしいです!」
って本当に嬉しくなるような満面の笑みで
インパラのように軽快な足取りで登っていきました。



たて抱っこでは熟睡していびきをかく日もあったくらいで
禁止しなくてよかったと今では思います。
切ないけれど今ではたて抱っこも息苦しさを感じるのか
長時間はできなくなってしまいました。



私の目を盗んで洗濯カゴに手をかけ



器用に中に入っては



何かくわえてひょいと飛び降りて叱られるというパターン。
本当に猫のように自由気ままに育ちました。



うっとりしながら食べる初めての梨。
りと、かわいいです。


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余命宣告の日を超えて

2022-07-28 23:58:17 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。

日曜日3人で早朝散歩に出る。
小さいりとには一番短く径を詰めてもちょっぴり大きかった
”お姉ちゃん”のお下がりのカラーは
日に日に細くなったりとの首回りで
困惑するかのようにくるくるよく回った。

りとはボスに抱っこしてもらい、時々下におろして匂いを嗅がせる程度。
散歩はこれが最後になるかもしれないという気がした。
涼しい朝だった。

華奢なモデル体型で2.2kgしかなかったりとは現在3.45kg。
増えた体重のほとんどが腹水だ。
この影響で倍以上にパンパンに膨れあがった左足。
一時よりかなりマシになったけれど今でも十分浮腫んでいる右足。
見るのも触れるのも心が痛むほど痩せた左手。
浮腫みは引いたけれど切なくなるほど細くなった右手。
この体重3.45kgを、
この細い両手で、
どう支えているのだろうかと不安に思う。
無理に歩かせたくない。
この姿を見れば当然のことだろう。

ところがりとはほとんど1日中寝て過ごすとはいえ
家の中を一生懸命テクテク歩くのだ。
足元を確認するかのようにひょこひょこと歩く姿は危なっかしいけれど
どこか生命力に溢れていて敬意すら払いたくなる。
手伝えることは何だってしてやりたいけれど
できることは、限りなく少ない。
見守ること以外ないのだ。
だから私は全力で見守る。

りとがここにいてくれることが
どれだけボスやママやりとを知る周りの人たちに幸せをくれるか
どうかそれを感じて欲しい
それを感じて、りとも幸せや喜びを感じて欲しい
「りとはここにいるだけで十分役目を果たしているんですね」
「りとは幸せだなーって思って、いいんですね」
そう思っていいんだよ
そう思えるだけの力をりとは持っているんだよ

愛情を
笑顔と声と手のひらに溢れるほど乗せて撫でながら
そんな風に毎日りとに話しかけている。
目があえばにこっと笑顔を向け、
「りとちゃん可愛いねぇ、りとが一番可愛いよー、
ママはずーっとりとのそばにいるです
ずーっとりとのそばにいるですよー?
”どこに行ってもどこにいても、何も変わらないよー”」
と声をかける。

娘の時と同じように、娘の時と同じ言葉を。


りとは赤ちゃんの頃から私のそばに転がってる子で
年がら年中そばにいることを忘れて軽くけったり踏んづけそうになった。
そのたびキャン!と言わせ、謝り、を繰り返した。
今のりとはますます私のそばにいることが増え
右に行けば右、左に行けば左、
調子がいい時はキッチンマットの端まできて伏せている。
たまらなく、切ないほどに愛おしさを覚える。


毎朝ある種の覚悟をもって
そっとりとのお腹の浮き沈みを確認することから1日が始まる。
「りとちゃんおはよう。」
こんな当たり前の言葉を明日も言えるだろうか

明日も
言いたい。

りとに
「おはよう」
って、

明日も言いたい。



朝ごはんを食べてくれたら



ああ、今日も大丈夫だ



ああ、今日もりとと一緒にいられる



ああ、今日も食べてくれてる、大丈夫…大丈夫…
そんな毎日です。



今朝あたりから人間でいう「肩で息をする」ような様子が見られるようになったり
しぶり腹のような辛そうな下痢が見られるようになりました。
薬が効いて落ち着いたので安心しましたが
今日の写真のような笑顔が明日も見られることを心から祈りつつ。


おやすみなさい。




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食べられるものを おいしいものを

2022-07-19 15:23:33 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。

昔、娘が食べられなくなってきたときに主治医から
「私はいつも飼い主さんにアイスクリームあげてって言います
強烈に甘くて香りがよくてひんやりしてのど越しいいから」
と教えていただいたことがありました。

りとにもそろそろ、高級なバニラアイスを用意した方がよさそうです。

昨夜写真か動画を撮っていた時に両手を優しく握ったら
冷たい感触がしました。
この感触は息子の時も娘の時も覚えがあって
口の中が一瞬で乾きました
慌ててボスに声をかけ握ってもらいましたが
ボスもそうだね、冷たいねと言いました

消化器ケアというフードに変えてから
いったんうんちは正常に戻ったものの昨夜から再び下痢一歩手前となり
今日もらってきた薬を焼き芋にくるんで飲ませました。
(人間でいうところの正露丸とビオフェルミンです)
食事も少しずつ残すようになり
新たにスキムミルクを振りかけたり
お湯で伸ばして砕いたフードをふやかして与えたりと
いろいろ工夫していますが多少の限界を感じます。

今日は今までになくとてもしんどそうで
3時を回ってからぐったりした感じになりました。
正直、怖いです。
先生の見立てが当たってしまうのかもしれません。

昨夜桃を食べました。
可愛いりとを見ていただけると嬉しいです。































この笑顔、今しばらく見ていたい。
ダメですか?
神様。


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りとのトマト

2022-07-13 18:54:46 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。
今日2本目の記事です。

昨日病院で新しいフードの試供品をもらいました。
先生に「食べへんかもしれんけど、」と言われましたが
帰宅後試しに2.3粒あげてみると
キャーキャー言いながら食べてくれました!(泣)

りとは小さいころからしっかりよく噛んで食べる子。
久しぶりにリビング中に響き渡る
小さな小さなカリカリ、カリカリ、という音。

食事に関しては今後全面的に解禁です。
元気な頃食べていたりとの大好きなフードは
真空状態のまま保管していたし
先生にも許可をもらったので今後はそちらをあげようと思っていたのですが
ボスはりとが食べたこの療法食フードを与えようといいました。
1週間くらいしか食べられなかったとしても、そっちをあげよう?と。

りとが療法食を食べてくれたことで私のご飯作りは終わりました。
ご飯作りの記事はあまり参考にならなかったかなあと思うけれど
何年か先に
誰かがちょっとでも救われるならいいかな、という思いで書いたものなので
そのまま残しておこうと思います。
いつか誰かの役に立てたらいいなあ。どうかなあ…
落ち着いたら一度読みやすいようにまとめた方がいいかな、とも思ったり。

最後の療法食フードが口に合ったことで
私はもう
ドリカムの「何度でも」や
大事MANブラザーズバンドの「それが大事」のサビを
繰り返し聞いたり歌ったりして泣かなくていい。
涙をこらえながら作ったご飯を捨てなくていい。
大量に余った小粒や大粒の療法食フードと缶詰を見て
もったいないなあ、処分するほかないんだなあと思いながらも
少し心がほっとし、解放されたことを感じました。
それくらい、全身全霊で作り、頑張っていた。

もっと早く違うフードについて相談すればよかったと思いもしたけれど
それならそれで、
最後の最後で、
りとは何も口にしなくなって結局はキラキラご飯を作っていたかもしれませんね。

--------------- 

今日午前中病院に行ったのですが残念ながらフードは在庫切れ。
明日入荷になるとのことで試供品を2袋くれました。
大丈夫、十分足ります

帰り道、月水金の午前中だけ営業しているいつもの「お野菜売り場」へ。
りとがそこのトマトが本当に本当に大好物で、あげると目の色を変えて食べます。
人間が食べても感動でわあっ!と声が出るほど。
トマトだけではなくそこのお野菜は全部とてもおいしいので口コミで広がり、
だいたいいつもお客さんがいるのです。
お店のかたにりとの現状はお話ししているので、今日も
りとちゃん体調どうですか?と声をかけてくれました。

昨日余命宣告されたことを言うと
えっ…と絶句した後みるみる涙があふれてきて
りとちゃんそんなに悪かったんですか?
いつも連れてきてくださってたのに悲しいです、と
何度も涙をぬぐってくれました
他のお客様がいらっしゃったので帰ろうとすると
これりとちゃんに!!と言ってミニトマトをくれました。
最後の最後まで可愛がっていただいて、ありがたかった。
りとはそのミニトマトを、今日も目を丸くしながらがっついて食べました。

金曜日お店が閉まる時間に連れて行って
たくさんりとを撫でてもらおう。
また〇さんを泣かせてしまうかもしれないけど
「いつも美味しいトマトを作ってくれてありがとう、りと嬉しかったです!」
ってりとにお礼言わせないと。

今は出来るだけ、
抱いてでも、
りとを可愛がってくれた人に会わせたい。
一回ずつでもいい、会ってもらいたい。
時間がない。

りとは、今日が、一番元気な日。




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