こんにちは! れいです。
娘の胆汁酸の検査結果についてたくさんコメント頂きました。
ご心配頂きありがとうございます。
胆汁酸が3桁という結果を見て私が最初にイヤだなぁと思い疑ったのは
「門脈シャント」と言う病気です。
門脈シャントとは?
門脈は消化器と肝臓を結ぶ血管でそれが奇形になる病気の事です。
体の中で作られた毒素は腸管から吸収されて
門脈と呼ばれる血管を通って肝臓に運ばれ、無毒化されるのですが
この門脈と全身の静脈の間をつなぐ余分な血管が存在すると
無毒化されるはずの有害物質は
処理されないまま(有害なまま)全身をぐるぐる回ってしまいます。
放置しておくと肝臓の機能障害を引き起こして死に至る場合もある病気です。
基本的にシャント血管が原因なので
このシャントを閉鎖(結んじゃう感じです)しない限り完治することはありません。
症状が軽い場合で内科的な治療(服薬)をしても完治することはありません。
先日の先生の説明を聞く限りでは
現在娘はまだまだお薬を飲むほどの状態ではないと思われます。
ただ胆汁酸の数値が100を超えていたのは事実。
胆汁酸の値は食前で1~30が正常値。
胆汁酸の値が大きいほど、また
食前と食後の値の差が大きいほど(食後の値が40以上;多くの場合100を超える)
シャントの疑いが強まるらしいです。
この病気だと確定判断するには全身麻酔で門脈造影検査が必要になります。
門脈シャントが先天的な異常の場合、
仔犬の時から同腹子と比較して体格が異常に小さく
体重が増えないなどの発育障害を示すそうです。
実は娘、ブリーダーさんのお話では3人きょうだいの末っ子で
その中で一番小さかったそうです。
異常に小さいと言うことはありませんでしたが確かに小さかった。
迎えた最初の1年間はあまりご飯を食べず、全然体重が増えなくて
心配で心配でたまらなかった時期がありましたので
門脈シャントへの疑いは薄らぼんやりと残ります
食べ物の変化に関しては
食物のたんぱく質代謝物が毒素となるため、
お肉に興味を示さず徐々に野菜を好むようになるらしいです。
本能で体の異常を察知するんですかねぇ…?
幸い娘はお肉も「ちょうだいちょうだい!」と欲しがり
おいしそうによく食べるので、
”今すぐに何か手を打たなければならない”
と言う状態ではないんだなと思えます。
風邪をひくと咳が出たり熱が出たりアオッパナ出たりしますよね?
引き初めってくしゃみが出たり咽が痛くてイガイガしたりしますよね?
”あれ、風邪ひきそうかな?”と思う時って
あったかいもの食べて睡眠時間をたっぷり摂るようにしますよね?
娘はまだ
「風邪引くのイヤだからちゃんとうがいしよ~っと」
の状態だと思います
娘がお肉に興味を示さなくなり、
緑黄色野菜ばかりを欲しがるようになったら次に進まなくてはなりませんが
とりあえず今後は
療法食のLDに変えて数値が安定することを目指します。
肝機能が低下すると麻酔からの覚醒が遅くなるとのことなので
悩みは尽きませんが
先々のことを考えすぎても迷うだけ。
将来を見据えながらも
焦らず、今出来ることをゆっくりやっていこうと思います。
息子ちゃんが教えてくれたこと、
見せてくれたこと、
1つも無駄にせず娘の病気と向き合っていきます。
でーんと構えて、
落ち着いて。
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