あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




久しぶりの血液検査

2022-09-23 10:01:28 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。

先日病院に行きまして、先生が開口一番
「腹水減った?!」
と。
この2週間でりとのお腹は皮膚がたるむほどぐっと小さくなりました。
驚いた表情で
「食事はどう?元気ある?うんちは?」
と矢継ぎ早にされる質問に軽快に答えられることが嬉しかった。
体重2.25kg。
病気発症前と変わらなくなりました。

「凄い凄い、いや、本当にすごいですよ。りとすごいなあ!」と先生。

エコーで見てみると素人目にも腹水が減っていることが一目でわかり
「ほんまや減ってるなあ…ええ~?!減ってますよ」
という先生の言葉にちょっと涙が出ちゃいました。よかった…


-夫婦で話してたんですよ、
先生から腹水は栄養たっぷりだって聞いてたから
これだけお腹が凹んだってことは
体を維持するために栄養として取られてしまって
ひょっとしたら腹水が減ることはいいことじゃないんじゃないか、って。
お腹が重たくなくなったから家の中をテクテク歩けるようになったけど
どうなんだろう、って

そういうと
腹水が減るのはいいことです!と即答でした。
そして久しぶりに血液検査してもいい?と。もちろんお願いしました。

結果、薬を飲んでいる影響で数値が高いものは仕方がないとして
明らかに悪化しているものはありませんでした!
よかった!


この2週間ほどで起こった見た目の変化は腹水だけではありませんでした。

・右目頭の上の黒いかさぶたのようなもの
・左ひげのあたりの禿
・口周り(特に口角)に黄色いかさぶたのようなもの
・体に小さな湿疹
・肉が削げて骨ばったために起こるおまた周辺の褥瘡
・被毛が薄くなりさらに薄毛に
・粘性の高い涙とそれに伴う軽い涙焼け

もうあげていたらいくつになるかわからないくらい
肉体的な変化も起こっています。
保険で使える日数の限度が厳しくなってきたので聞けることは全部聞き、
貰える薬はもらっておきました。
上記の症状は抗がん剤を飲んでいると出てくるそうで
湿疹に関してはゲンタシンを塗る処置でいいとのこと。
もっといろいろ大変な子もいるらしく
「りとは綺麗ですよ
と言っていただけたことが救いでした。

筋力が落ちていることはよくわかっているけど
この枝のような細い足で
「少し速足で」家の中を歩いているのを見ると
どちらからともなく
「(次の目標は)ハロウィンかな」
「それ過ぎたら結婚記念日?」
「次はクリスマスだね」
「一緒に年を越そう!」
「2月になったら8歳だ!」
と言い合っていたので調子に乗り、

「今すぐどうこう、ってことはなさそうですよね!^^」

と元気よく聞きました。




先生の顔はサッと曇り

-ごめん、それは…
悪くなる時は急に、一気に悪くなると思う。
先週あんな話をしていたばかりだったのに、ってことが起こっても
全然不思議ではないです
ごめんなさい

とおっしゃいました。


ああ、そうだった。
だってりと
本当に最近元気で
珍しく要求吠えするくらいだったから。

家、歩くし
おかえり~って、出来るし
呼んだらスタスタ小走りするし


ああそうか



そうだった。
忘れてた。



”それ”は
明日でも
おかしくないということを。




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気分転換?

2022-09-22 12:57:46 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。

台風が来る直前の17日土曜日
息子や娘も行ったことのある大きなランに行ってきました。



病気になってからはいつもそうなのですが
車に乗った直後は笑顔。で、急転直下で表情が暗くなる(笑)
御用達のお線香がなくなりそうだったのでついでに寄ってもらって買い、
いざランにつきまして最初のうちは抱っこから。



慣れてきたくらいで下ろしてみたのですが
もう長いことまともに歩けていないので様子を見ながらゆっくりと
りとのペースに合わせて3人で歩きます
(この後おしっこできました!^^)



ランは大盛況でたくさんカワイ子ちゃんが走り回っていましたが



りとは入り口付近で立ち止まりクンクンタイム。
ウチの子たちって代々「ドッグラン」ではなく「ドッグウォーク」。
端っこをゆっくり歩いていくのが基本形ですが
今のりとは少し匂いを嗅いでみたり
周りを見渡してみることで精いっぱいのようでした。



ちょっと邪魔になる場所だったので一番奥に移動中
ボスに撮ってもらったらこの表情(爆)



ついにあごまで置きだしたので



まだ10分くらいしか経ってなかったと思うのですが
「だめだね、帰ろうか(笑)」
となりました



せっかく来たんだし
最後にもうちょっとだけおろしてみるわ、とボス。



いらん、と(≧▽≦)



出すもの出したあとは



延々私にビタッ!!とへばりついたまま。
(この直前少し大きめの子が走ってきたのでビックリしちゃったのです
ここで「本当にもういいね?」となりました(苦笑)



「りと帰ろっか?帰ろう?少しは気分転換になったか?」
とボス。
この後抱っこで駐車場に向かう道すがら数人(数ワンコ)と触れ合い
強風のなか車へ。
りとの表情を見てるとちょっと疲れちゃったかな、と思…



あんた元気やん!!!(爆)




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中央生存期間を超えて

2022-09-06 16:06:56 | りと・闘病記録
おげんきですか? れいです。

大細胞性に移行したと見られると宣言されてから今日で76日目。
ブログの更新をしばらく見送っていた間に起こった出来事としては
前回の記事と少し被る所もありますが
ボスと私の指や手を齧りながら
がっついて梨を食べ
がっついて炊き立てご飯を食べ
がっついてトマトを食べ
がっついてフードを食べ
がっついておそばを食べ
がっついて高級まぐろぶしを食べ
がっついて
がっついて
がっついて
とにかく、
ちょっと怖くなるほど元気になりました(驚)


とはいえ体調面については日々波があります。
ひどいしぶり腹で気をもむ日や
一切食事を摂らなくて朝ごはんを食べ終わるのが夕方だったことも。
残念ながら体重は病院に行くごとに少しずつ減っていくので
現実を静かに二人で受け止めています。

余命宣告を受けた頃が本当に一番体調が悪かったので
「(今日まで一緒にいられることは)本当にすごい、すごいことです」
と先日病院の先生が言ってくださいました。
「りと、ちょっと先生に見してみ?」
と言いながら診察室の床にそっと下ろすと
いろんな動物のにおいがするのでしょう、りとはくんくんと嗅ぎだしました。
テクテク歩く姿を見て先生と看護師さんが
「げんきやん!!」
と嬉しそうに笑ってくれました。
病気は深刻なのに診察室には笑顔と明るい笑い声が広がって
私はとっても幸せな気分になりました。
そして
娘が最後にお世話になった院長先生がくださった
「寿命と生命力は違うからね?」
という言葉をしみじみ感じた瞬間でもありました。


お盆期間中に左足のとてもひどいむくみが何故か取れて
それまで超えられなかったゲージの小さな段差や玄関を
今ではひょいと越えられるようになり、
ボスおかえり~と玄関までテクテクと歩いていく日も増えてきて
玄関先で
「おおおお、大丈夫か?っていうか、えっ? …歩いてる?!(〇△〇;)」
と思わずボスが声をあげることも。

いつ その幸せな時間が突然終わってもおかしくない。

りとが歩いて「おかえり」を言いに行く姿は
正面からりとを迎えるボスにとっても
後ろからりとのお尻を見守る私にとっても
泣きたくなるほど
愛おしく

ボスは最近
「りとただいま!」
と言ってそっと抱き上げて
「ありがとう!」
ということが増えました。



余命宣告の2週間を越え
私たちの予想のお盆を越え
8月末を越え

9月を3人で迎えました。

明日はボスのお誕生日です(^-^)



追伸
8月23日についにりとがはっきり「にゃん!」と言いました。
これで赤ちゃんの頃から続いていた
「りとちゃんは猫」という疑惑は明らかになりました。
彼女は猫です。ありがとうございました?!(二人で爆笑しました)




コメント (6)
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