母の涙 ～息子ちゃん、どうだったの…？～

江ノ島に向かう途中、
電車の中で母が私に聞いてきたことがありました。
少し聞きにくそうにしながら

「ねえれいちゃん、あの…
息子ちゃんだけど…
（最期）どうだった、の…？
苦しんだり、しなかったんでしょ…？」

…と。









う～ん、大丈夫だよ～ぉ。
あのねえ、


…病気だったじゃない？
確かに最期は少し辛そうにはしてたけど
何ていうかなぁ…

「生き切った」

っていう感じだったよ。
うんそうだね、”生き切った”っていう言葉が一番しっくりくるかな。
本当に見事な生き様だった。








亡くなるときにね？
不思議なものでわざわざ娘ちゃんの前まで歩いていったの。

”あとは頼む…！”

って


最後の力を振り絞って
この子に何かを頼んだみたいに見えたよ。


本当にいいオトコだった。
あっぱれだったよ。







母は２年前に小さな小さな息子を抱っこしたときのことを
思い出したのでしょう。
みるみる目が赤くなり
こらえきれず涙がポロポロこぼれていきました。







多くは語りませんでしたが
母にはもうこれで十分だったようです。



息子ちゃん…



ばーちゃん、
あんたのこと忘れてないよ(^-^)






ばーちゃん、おおきに…






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褒めてもよろしくてよ

こんにちは！　れいです。

江ノ島からは江ノ電に乗ってまずは大仏さまに会いに行きます。
ボスは江ノ電に乗るのは初めてだったので
「ドラマとか話しでは聞いたことあったけどこれが江ノ電か！」
と言いながらちょっと感動しつつ江ノ電に揺られてました。
ゆっくり進んでいく江ノ電の一番前に陣取ったりして
なかなか子供のように楽しんでいましたよ






長谷駅から歩くこと約１０分…





お久しぶりです鎌倉の大仏さま！
お元気でいらっしゃいましたか！
娘ちゃんも大きなお目目で
大仏さまと久しぶりの再会をしました（笑）
（バッグインしておけばワンコも鎌倉の大仏さまにお会いできます）





旅行最終日はご覧の通り晴れ渡っており
奈良の大仏さまを見てきたボスを
鎌倉の大仏さまが出迎えてくださったかのようなお天気でした。

このあと長谷寺にも寄って観音様を見てから





再び江ノ電に乗って最終目的地鎌倉へ！





娘、ボスが持っても私が持っても珍しくリードを引いて
なぜかおばーちゃんと一緒に歩きたがりました。
ずっと母に持ってもらえばよかったかな？

まっすぐ歩いていくと大石段があり、
その脇には奉納酒樽がたくさん！
お酒が好きなおばーちゃんは思わずてくてく歩いて見に行き
ボスが後を追います。









アハハ、ついつい…ってやつでしょ

大石段脇にある樹齢１０００年とも言われている大イチョウの木。
残念ながら去年倒木してしまったのですが
何とか無事に再生して欲しいと願わずにおれませんでした。

４人で行かれるのはここまで。
せっかくなので本宮を望める大石段の片隅で
娘を座らせて写真を撮っていたのですが…





まーぁ見事なモデルっぷりで
階段を降りてくる人という人
登っていく人という人に
お褒めの言葉をいただくいただく！




これがなければイイ女
はいはい、記念撮影しますよ～





さあ、おうちに帰ろうか！





実は９月７日はボスのお誕生日でした。
江ノ島・鎌倉散策というプレゼント、楽しんでくれたかな？






あ～楽しかった～






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