あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

初めまして!ようこそ「あっち向いてホイ!」においでくださいました



2nd seasonの「あっち向いてホイ!」は 虹の橋のたもとと我が家を7色の光で結んで
息子や娘はもちろんのことその他虹の橋メンバーとりとがお話しすることもある
”何でもアリ”な不思議なブログです。
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします♪

宣伝のみのコメントにつきましては随時削除させていただいております。ご了承ください。




6月17日

2018-06-21 19:35:24 | その他
お元気ですか? れいです。
地震の時のことを記録として書いておこうと思います。

朝和室で寝転がっている内に何となくウトウトしていたら
突然床が抜けるようなドン!という衝撃があり、
とっさに「(ついに大地震が)来た…!」と思いました。

思うが早いかすぐりとを抱き上げて玄関に走りました。
背後で何かが倒れるか落ちるかしたのでしょう、ガシャン!という音。

裸足のまま玄関の外に出ると電線が大きく揺れていました。
ぬるい空気の中しゃがみ込んでりとを抱いているとすぐに
シャランシャラ~ン…
シャランシャラ~ン…
という無機質で不気味な(友人はトラウマになる音という表現をした)、
テレビのニュースでしか聞いたことのないあの電子音が街中に広がりました。
「緊急地震速報」という声を不思議な気持ちで聞いていました。
我が街のことだろうか…?
そうだよね?
この音と…緊急地震速報って言ってるんだから…
何となく非現実的な感じがしました。

ふと気づいてりとを優しく撫でながら静かな声で
「突然ママに抱っこされてびっくりしたよね、ごめんね。大丈夫だよ
と言いました。

その後揺れている気配はなかったので立ち上がり、普段通りの声で
「大丈夫みたいだね、お家はいろっか♪」
と明るく言うとお隣さんが”れいさ~ん…(><)”と。
お隣さんはお風呂掃除をしている最中で、驚いて出てきたそうです。
「見て下さい私なんて裸足ですわ!
この子だけは守らな!と思って。裸足はダメですねえ~」
しばらく話しているうちにお互いどこかホッとして笑顔も見え
気持ちも落ち着いたので
「防災無線も鳴ったってことはどこかで大きな地震があったってことですよね?
テレビつけて確認してみましょうか」
と言い合いながら別れました。

テレビをつけたら震度6。
…え、大阪?
ここ?

しばらくテレビに釘付けになりました。


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我が家では写真たてが落ち梅ちゃんさんが作ってくださった娘の上に落下、
その衝撃と揺れでお水飲みも巻き込んで合計3点が床に散らばっていました。
写真たては娘が割れてしまってもおかしくない高さから落ちたのに無傷でした。

昼間UPした記事の通り今は娘が里帰り中なので
自分の真上から物が落ちてきたのに驚いて
「危ないじゃない!
って手で払ったのではなかろうか?と思いながら後片付けしました。
何はともあれ割れなくてよかった…

しばらくすると
近畿圏外の親戚・友人たちから
「電話が通じない、大丈夫?」等短いメールが届き始めました。
全てのメールに返事を出し終えた頃、信州の叔母から電話が来ました。
「やっぱりれいの声聞かないと安心できない!(泣)」
と心配そうに言ってくれたので、わざと
”やだあ~私愛されてるなあ~、おばさんありがとう。みんな大丈夫やで
とゆっくり言うと
普段の私とさほど変わらない姿(声?)にようやく安心したようで
何かあったらすぐ逃げること!と言い残し叔母は電話を切りました。

昼頃には母からも電話があり、なかなか繋がらなかったことで多少心配したようでしたが
私の第一声で大丈夫だとわかり安心したと言われました。


一方ボス。地震の時間は中部地方でお仕事をしており無事でした。
帰宅後一部が凹んでしまった写真たてを見せながら地震発生時の話しをしているとき
写真たてを置いている棚の中のものが傾いていたり倒れていることに気づきました。
ボスが大事にしているものばかり入っている棚なので
地味に被害を受けていたことに驚いていました。


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一夜明け、0次~2次までの非常持ち出しリュック、備蓄品をチェックしました。
その中で昨日の自分の行動を思い出しながら心配なこともいくつか出てきました。
震災時のことは実際起こってみなければわからないって言いますけど
本当にそうだなと感じました。


気付いたこと

・家で罹災したらとっさに体が動くことがわかりました。
(物が落ちたり避難経路をふさがれることがなければりとを小脇に抱えながら外に出られる)

・非常持ち出しリュックは同時には持ち出せないということがわかりました。

・りとを小脇に抱えながら揺れの中靴を履き、外に出ることは難しいとわかりました。

・りとを最優先にするあまり携帯電話を持って外に出ることを忘れました。
(普段から携帯電話を持ち歩く癖がない)


今回の地震で大きな気づきがあったのはこの4点でした。
まずは非常持ち出しリュックの置き場所の再検討と
携帯電話を持ち歩く癖をつけようと思います。

いつも就寝前にボスが「れい?携帯充電は?」と聞いてくれるのですが
新しい携帯は1週間ほどバッテリーが持つらしく
さらに私はいい加減になりまして
「何かあったときにフル充電しておかないといざという時困るやろ?」
「お前なんで出かけるのに携帯忘れてくるんや…」
と普段からボスに窘められていたのですが
これを機に意識を改めようと思います。



1週間以内に大きい余震があるかもと言われています。
熊本地震では2度目が本震でしたし東日本では1か月くらいしてから震度6弱の余震がありました。
自分に出来る備えを怠らず、皆さんと一緒に減災に努めたいと思います。


最後にご心配下さった方々本当にありがとうございました。
そして罹災された地域の皆様が
1日も早く元の生活に戻れますよう心よりお祈りしております。
コメント (4)
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ひらパーこぼれ話 ~Rちゃんが気付いたこと~

2018-06-21 10:35:07 | その他
お元気ですか? れいです。
ひらパーで6月らしい出来事がありました

4人で歩いているときにRちゃんが
「あっ!」
と声を出して私を指さしました。
ボスも私を見ました。
少し前を歩いていたKちゃんも振り返って私を見ました。

「れいちゃんの周りにちょうちょが飛んでる!

頭の上に止まりそう、という雰囲気だったようで思わず立ち止まりました。
同時にボスはRちゃんに
れいちゃんはちょうちょが大好きやからね(^-^)と言いました。

私の周りをふわふわ飛んで、その後どこかへ行ってしまったようでした。


見えなかったのは私だけ。
でも娘のいたずらっぽい「へへへ」の顔は
私の心に温かく広がりました。


ここ数年娘は6月の早い時期にだけ長く里帰りをしているようです。
そして時々ボスの足首をご自慢のおしっぽでくすぐったり
カシュカシュという爪の音を響かせながら家の廊下を歩いたりしています

そして毎年同じころ閉め切っている部屋にも関わらず
私の鼻先をくちなしの香りが突然襲います。
今年は昨日の夜でした。


どこに行っても
どこにいても
いつも一緒。


月や日で思い出すことはしないし
今や娘が帰ってくることは皆無です。



それなのに



6月だけは毎年くちなしの香りとちょうちょで
「ママー」
の声を聞かせてくれます。






虹の橋にはどういう形で私の気持ちが届いているんだろう。
同じ時期に
同じように
娘への愛情が今も全く変わらないことが
心の中で毎日抱きしめているぬくもりが
どうかこれからも確かに娘に伝わりますように。



Rちゃん、娘に気づいてくれてありがとう。
コメント (6)
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