四十九日

こんにちは　れいです。

早いもので本日息子の四十九日を迎えました。
ついに仏様になってしまう日が来てしまいました。

今日は散骨をする予定でしたが
かろうじて今は晴れているものの
午後からは雪の予報が出るほど寒い我が家地域。
寒いのが大っ嫌いだった息子が可哀想なので
また日を改めて暖かい日に…ということになりました。

未だに息子があちらに行ったことが信じられないような感覚があります。
ちょっと離れたところにシャンプーに出しているような
一人でどこかのドッグカフェにでも行かせているような
だから呼んでも答えないし、来ないだけ…
そんな不思議な感じ。

でも足元には娘しかいないし
後ろを振り返れば息子の遺影があるわけで
”ああ、そうなんだよね…”と思う、というか。


この４９日間で
息子の前に座ってただただ泣く…という時間が減り
息子が私の頭や心を支配することが減り
「大ちわ小ちわ」を不必要に撫でくりまわす回数が減りました。

替わりに
娘と笑いながら遊ぶことが増え
お散歩の時間が飛躍的に伸び
ブログの「娘」カテゴリーの記事が増えました。

今年に入ってしばらくしてから
今後「息子」の記事が６８本より増えることはないんだと気付き
また改めて悲しい気持ちになりましたが
もしブログを始めていなかったら
こんなにたくさん息子（娘）の写真を撮っただろうか？
毎日毎日カメラを向けて
たった一瞬のいろんな表情を記録できただろうか？
…そう思うと
息子の記事が増えなくたって
息子が残してくれたあらゆる表情・感情、あるいは声まで
遡って読めばいつでもここにある。
それはとても幸せなことなんですよね。



やっと歩くような感じになっても
私をじっと見つめて
「エエか？オレが全部オマエに教えたる」
と言い続けた

最後の夜に
「ダンナ、ダンナ…」
と必死でボスの口元を舐め続けた


”だからオマエはアカンねん！”
”ダンナ、前にもあったやろ。　ホンマにそれでエエんか？”
と最後の最後まで事あるごとに私達を説教した



犬のくせに人格者で
犬にしておくにはもったいないくらいの息子でした。



今日は神様から受ける最後のジャッジ。
ちょこんと座ってしっかり神様の顔を見て
「○○息子です。オレ、頑張った。」
と誇らしげに言うに違いありません。


息子ちゃん、
今日は神様に何を言われても
”知らん、アホー！”って逃げちゃダメだよ。
きっと
「キミは合格！」
って
虹の橋１丁目の住民票をもらえるはずだからね。
それを貰ったら
あんた、寒いところ大っ嫌いなんだから
一番日当たりがよくて
マーキングしやすいポールや壁のあるところを
息子ちゃんのお家にしたらいいよ
わからないことはチコちゃんに聞いてね？

あと
時々気が向いたら
虹の橋を渡って
お水やご飯を食べにおいで










秋になったら
梨があるからね




ボス・れい・娘











お兄ちゃんげっんきっかっな～ん



オレ頑張ったやんけどっこに目ェつけとんねん！　知らん、アホーっ！






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