あっち向いてホイ! ~ 2nd season ~

虹の橋の子供たちに背中を押されて次女を迎えました。2016年7月24日、ブログ再スタートです!

あれから1ヶ月

2009-12-18 01:09:09 | 娘・子宮蓄膿症関連記事
娘へ


あれから1ヶ月が過ぎました。

あっという間のようにも感じるし
長かったひと月のようにも感じるね。


11月18日午前5時過ぎ、
あの時あなたは既にガタガタ震えていた。

ひどいパンティングを何十分も繰り返し
その内目の焦点も合わなくなったんだよね。
実際のところ何時くらいから病魔と戦っていたの…?

あなたが明らかにおかしいことは
ボスもママも起きてすぐわかったけれど
寝てから起きるまでのわずか数時間で
爆発的に細菌感染を起こし敗血症になりかけているとは到底想像できませんでした。
あなたは私達にそう思わせるほど、前日まであまりにも元気だった。


あなたの最悪の事態を想像しては
それを絶対認めまいと
不安な気持ちにフタをし、全体重をかけて押さえ込んでいた。
ママはそんな毎日を過ごしていました。


お世話になった病院は3ヶ所だったね。
あなたには何も言わなかったけれど
実はどの病院にも厳しいことを言われていました。
ふと
”私の前から娘がいなくなっちゃうかもしれない…”
と思う日も増えていったの。
ごめんね。


そんな「不安」が「恐怖」に変わっても、ママは泣かなかった。
頑張ってるあなたを前に泣けなかった。

本当は精神的に
とても弱くて
脆くて
情けないママが
あなたのことでは泣くことも忘れるほど必死でした。

…ねえ、
ほんの少しだけでいいから
ママを褒めて?
それだけで、ママはもう、いいんだ。





今日は寒かったせいか”おねがい”のコマンドを出しまくって
ママのお膝の上や抱っこをせがんで
1日中ずっと後をついて回った甘えん坊の可愛い娘ちゃん…



もう、どこも痛くないね?

もう、どこも苦しくないね?



これからゆっくりシニア圏に入っていくけど
その前に
”痛いの痛いの飛んでけ!”
出来てよかったんだ。
大丈夫、これで元気にシニア世代を送れるとママは信じてるよ。




1ヶ月前の急変のエントリーから読み返していてね、
そのとき書くに書けなかった状況や
残すまいと敢えて書かなかった思いが
心や頭の隅にざらっと蘇ったけれど

ママはママに

「大丈夫! 娘のことを一番に思って 自分が信じるように 進め!」

と言いたい。


そして
お疲れさん。よく頑張りました。
偉かったね、怖い気持ちに打ち勝って
泣かなかったんだね。
とも。

娘ちゃん、
やっぱり少しだけ
ママを褒めてください。





娘、大好き。
娘、愛してるよ。


元気になって
いまでも
ママのそばで笑ってくれて
ママのそばで拗ねてくれて
ママのそばで遊んでくれて
ママの愛情をおねだりしてくれて…





そして何より







生きててくれて、ありがとう。







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