娘を赤ちゃんの頃から診てくださっていた主治医は
実は関東にいます。
「今日○先生に電話したら?」
昨日ボスに言われたのですが躊躇ってしまいました。
セカンドオピニオンを受けてもお金を払えないし
お友達でも何でもないのに
電話してあれやこれや聞くだなんて何だか図々しいというか…
お仕事の邪魔にもなりそうだし…
そうは言ってもこれまでも何度か電話で頼ったことがあったんですけど…
幸い先生も
「娘ちゃんはウチで診ます」
と電話口で笑ってくれるので気は和らぐのですが
そうそう何度も甘えては…という思いがありました。
ありつつも
常に心のどこかで
「○先生ならどうするだろうか…何て言うだろうか…」
と考えていました。
○先生も奥様もとても優しい方で
娘は診察台は嫌いだけれどお2人のことは大好きでした。
奥様は病院に行くといつも必ず撫でてくれ、
「娘ちゃん来たの?よしよし♪
娘ちゃんは本当に可愛い、カワイイカワイイ」
と可愛がってくれました。
私が旅行のため娘を病院へ預けたときも
娘を受け取りながら
「お預かりしま~す…いっぱいいじめておくね」
と言いながらギュッと娘を抱きしめ、スリスリしてくれた○先生。
娘も私もとても信頼していました。
今月初め、父の法事で信州へ行った帰りに関東にも寄りましたが
その時にも○先生のところに行き、
息子は根尖膿瘍を診てもらい、
娘はキャウンキャウン言いながら爪を切ってもらったりしました。
そのときボスは
「○先生、れいが言うんですよ、あのね、
もし娘に何かあって手術しないといけない状態になって
万が一そのまま…なんてことになったら
違う先生なら絶対許せないけど
○先生なら
”ありがとうございました”
って、あたし言える、だなんて縁起でもないこと言うんですわ~」
あの時はみんなで笑ってました。
娘も息子も元気でした。
今日、何かに突き動かされるように○先生に電話していました。
-はい、○動物病院です。
-お忙しいところ申し訳ございません。先生、れいです。
-ハイハイ~。どうしました?
-今患者さん受けていらっしゃいますか?(午前の診療時間は終わってました)
-いいえ大丈夫ですよ~
-先生、あの…セカンドオピニオンって本人連れて行かないとダメですか
-・・・。(息子・娘)どっち?どうしたの。…娘ちゃん?
-娘です。今、ちょっと大変です。
この次点でジワッと涙が出る私…
ふぅ、と1つ浅い呼吸をし、
-入院、しまして、連れて帰っ…
-とりあえず、かいつまんで今どういう状態なの?
先生には入院させる直前にした
血液検査の悪かった値を伝えました。
先生が質問するに連れ今までの娘の状態の変化を伝えると
私がまだ伝えていないいくつかのことを言い当て、
その後○先生は
入院させた病院の見解とは違うことを言いました。
先生の見解は
素人ながら私とボスが感じたものと見事に一致していました。
いろいろお聞きし電話を切る間際
「また連絡ちょうだいね?(電話くれて)構わないから」
と心強いお言葉までかけてくださいました。
思い切って電話してよかった…(ノ_;)
どんなに離れても名前を覚えていてくださって
いつも的確なアドバイスをくれる○先生。
実際そこに体はないけれど
まるで目の前で診察しているかのように応えてくださる○先生。
娘にとっても私にとっても
主治医といえるのは○先生なのだな、と思います…
先生、本当にいつもありがとうございます。
娘、相変わらず食欲がないようで
11時半に出した少量のa/dはそのままです…
あれはもう下げないとダメだな…
娘はあまりお気に召さなかった新しいハウスの一番奥まで引っ込んでしまい
今日もぐったりしています。
○先生のアドバイスを受け、
夕方から少し状況を変える予定です。
娘…
頑張れよ…
ママは娘に愛情いっぱい込めて、込めて、
ない頭で一生懸命考えて
おまえが元気になれる
最善の方法を考えてるからな…
娘、頑張れよ…
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