【目を抜けると、そこは・・・】
明日、10月10日は目の愛護デーでございます。
10月10日の「10・10」を横に倒すと眉と目の形に見えることから、そう決まったんですね。
ほら、この何か言わんとしている子の目を見れば・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e9/e7e5bc0ef5dff772cb0d7f2ce5b0e0ca.jpg)
目にまつわることわざは多くありますが、“ぼく”が気になりましたのは、
<目から鼻に抜ける・・・判断力に優れ、利口で賢いさまである>
という意味です。そして、
<目から耳に抜ける・・・見ただけで何も覚えず理解していないさま>
と、似たような感じなんですが、意味は全然違うんです。
“ぼく”にしてみれば、鼻も耳も同じようなもんだと思うんですがね・・・。
【<お目汚し>失礼します小咄】
先日、自分の未熟さを痛感することがございました。
“ぼく”には、とてもとても大好きな女の子、絵里ちゃん(仮名)がいたんですね。
ロシアとのクォーターで、生徒会長を務めていて、異性はもちろん、同性からも人気の才色兼備な女の子なんです。
とにかくかわいくて、“ぼく”は絵里ちゃん(仮名)に気に入られようと、
<脇目も振らず>にアタックし続けたんですよ。
<ブルーベリーケーキ>をプレゼントしたり、<アイシャドーやアイプチ>なんかの化粧品もプレゼントしましたね。
絵里ちゃん(仮名)は「ハラショー!ありがとうトイレ君!」なんて言ってデレてくれるんですけど、
気が強いからか、忘れっぽいのか、翌日にはツーンとして、「何?用がないならどいてくれる」なんて・・・。
<女心は猫の目>なんて言うけど、いくら何でもつれない・・・。
そんな時、恋敵が現れたんですよ。同じクラスのイケメンなんですけどね。
そのイケメンも絵里ちゃん(仮名)を狙っているらしくて、アプローチしているんですよ。
しかも、絵里ちゃん(仮名)もまんざらでもない感じ・・・。
もう、そのイケメンは<目の上のたんこぶ>ですよ。“ぼく”の邪魔になってるんです。
何か手を打たないとマズイ、ということで、絵里ちゃん(仮名)が<一目置く>希ちゃん(仮名)に相談したんです。
希ちゃん(仮名)「いくら才色兼備のエリちでも、<目で目は見えぬ>・・・
エリちの気付かない弱点をフォローするんや!」
・・・<皆目見当がつかない>、どういうことですか希ちゃん(仮名)。
そんな矢先、“ぼく”は恋破れるのです。
あろうことか、同じクラスのイケメンと絵里ちゃん(仮名)が接吻しているところを見てしまったのです。
もう“ぼく”の家の<目と鼻の先>にあるコンビニで、二人が・・・接吻を・・・。
絵里ちゃん(仮名)の色っぽい表情は“ぼく”の<目の保養>になっていたが、今は違う。
突然現れた恋敵に、<生き馬の目を抜く>がごとく絵里ちゃん(仮名)を奪われてしまったのだから。
もう死んだ魚の目して、帰りましたよ。
そしたら、いきなりバチコーンって叩かれたんですよ!
もう、<弱り目に祟り目>ですよ・・・。
誰かと思えば、昔は<目に入れても痛くない>と可愛がられたおじいちゃんだったんですよ。
「日本男児たるものが、何じゃ!その情けない目は!!」
もうどうでもよくなって、洗いざらい話したんですよ。
そしたら、「・・・それはスマン。申し訳ない」って言って、泣きながら抱きしめてくれたんですよ。
まさに、<鬼の目にも涙>ってね。
それからほどなくして、二人は付き合い、誰もが羨む美男美女カップルに。
何でも風の噂に聞けば、絵里ちゃん(仮名)にとって“ぼく”のプレゼントはありがた迷惑だった、とか。
「身の程を知るチカ~!」と言ってもいたそうな・・・。
それを知ってね、“ぼく”は<目から鱗が落ちました>よ。
もっと自分を磨かないと、“ぼく”が理想とする女の子と釣り合わないんだな、と。
“ぼく”はまだまだ未熟だなぁ、ともね。
あぁ、それとそんな噂が漏れるんだから、<壁に耳あり障子に目あり>ってね。
そんな“ぼく”の<恋は盲目>なお話でございました。
おっと、こんな長ったらしい話をしていたら、師匠に<大目玉>喰らってしまうなぁ。
・・・お後がよろしいようで。
っしまい!
明日、10月10日は目の愛護デーでございます。
10月10日の「10・10」を横に倒すと眉と目の形に見えることから、そう決まったんですね。
ほら、この何か言わんとしている子の目を見れば・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/e9/e7e5bc0ef5dff772cb0d7f2ce5b0e0ca.jpg)
目にまつわることわざは多くありますが、“ぼく”が気になりましたのは、
<目から鼻に抜ける・・・判断力に優れ、利口で賢いさまである>
という意味です。そして、
<目から耳に抜ける・・・見ただけで何も覚えず理解していないさま>
と、似たような感じなんですが、意味は全然違うんです。
“ぼく”にしてみれば、鼻も耳も同じようなもんだと思うんですがね・・・。
【<お目汚し>失礼します小咄】
先日、自分の未熟さを痛感することがございました。
“ぼく”には、とてもとても大好きな女の子、絵里ちゃん(仮名)がいたんですね。
ロシアとのクォーターで、生徒会長を務めていて、異性はもちろん、同性からも人気の才色兼備な女の子なんです。
とにかくかわいくて、“ぼく”は絵里ちゃん(仮名)に気に入られようと、
<脇目も振らず>にアタックし続けたんですよ。
<ブルーベリーケーキ>をプレゼントしたり、<アイシャドーやアイプチ>なんかの化粧品もプレゼントしましたね。
絵里ちゃん(仮名)は「ハラショー!ありがとうトイレ君!」なんて言ってデレてくれるんですけど、
気が強いからか、忘れっぽいのか、翌日にはツーンとして、「何?用がないならどいてくれる」なんて・・・。
<女心は猫の目>なんて言うけど、いくら何でもつれない・・・。
そんな時、恋敵が現れたんですよ。同じクラスのイケメンなんですけどね。
そのイケメンも絵里ちゃん(仮名)を狙っているらしくて、アプローチしているんですよ。
しかも、絵里ちゃん(仮名)もまんざらでもない感じ・・・。
もう、そのイケメンは<目の上のたんこぶ>ですよ。“ぼく”の邪魔になってるんです。
何か手を打たないとマズイ、ということで、絵里ちゃん(仮名)が<一目置く>希ちゃん(仮名)に相談したんです。
希ちゃん(仮名)「いくら才色兼備のエリちでも、<目で目は見えぬ>・・・
エリちの気付かない弱点をフォローするんや!」
・・・<皆目見当がつかない>、どういうことですか希ちゃん(仮名)。
そんな矢先、“ぼく”は恋破れるのです。
あろうことか、同じクラスのイケメンと絵里ちゃん(仮名)が接吻しているところを見てしまったのです。
もう“ぼく”の家の<目と鼻の先>にあるコンビニで、二人が・・・接吻を・・・。
絵里ちゃん(仮名)の色っぽい表情は“ぼく”の<目の保養>になっていたが、今は違う。
突然現れた恋敵に、<生き馬の目を抜く>がごとく絵里ちゃん(仮名)を奪われてしまったのだから。
もう死んだ魚の目して、帰りましたよ。
そしたら、いきなりバチコーンって叩かれたんですよ!
もう、<弱り目に祟り目>ですよ・・・。
誰かと思えば、昔は<目に入れても痛くない>と可愛がられたおじいちゃんだったんですよ。
「日本男児たるものが、何じゃ!その情けない目は!!」
もうどうでもよくなって、洗いざらい話したんですよ。
そしたら、「・・・それはスマン。申し訳ない」って言って、泣きながら抱きしめてくれたんですよ。
まさに、<鬼の目にも涙>ってね。
それからほどなくして、二人は付き合い、誰もが羨む美男美女カップルに。
何でも風の噂に聞けば、絵里ちゃん(仮名)にとって“ぼく”のプレゼントはありがた迷惑だった、とか。
「身の程を知るチカ~!」と言ってもいたそうな・・・。
それを知ってね、“ぼく”は<目から鱗が落ちました>よ。
もっと自分を磨かないと、“ぼく”が理想とする女の子と釣り合わないんだな、と。
“ぼく”はまだまだ未熟だなぁ、ともね。
あぁ、それとそんな噂が漏れるんだから、<壁に耳あり障子に目あり>ってね。
そんな“ぼく”の<恋は盲目>なお話でございました。
おっと、こんな長ったらしい話をしていたら、師匠に<大目玉>喰らってしまうなぁ。
・・・お後がよろしいようで。
っしまい!