☆shining DAYS☆

どんだけ痛いタイトルであろうと、
それはもう呪うしかない、当時の私を

マラソンとコスプレ、変わったなぁ、私

“ぼく”と目

2015年10月09日 23時57分21秒 | 日記
【目を抜けると、そこは・・・】

明日、10月10日は目の愛護デーでございます。

10月10日の「10・10」を横に倒すと眉と目の形に見えることから、そう決まったんですね。

ほら、この何か言わんとしている子の目を見れば・・・



目にまつわることわざは多くありますが、“ぼく”が気になりましたのは、

<目から鼻に抜ける・・・判断力に優れ、利口で賢いさまである>

という意味です。そして、

<目から耳に抜ける・・・見ただけで何も覚えず理解していないさま>

と、似たような感じなんですが、意味は全然違うんです。

“ぼく”にしてみれば、鼻も耳も同じようなもんだと思うんですがね・・・。



【<お目汚し>失礼します小咄】


先日、自分の未熟さを痛感することがございました。

“ぼく”には、とてもとても大好きな女の子、絵里ちゃん(仮名)がいたんですね。

ロシアとのクォーターで、生徒会長を務めていて、異性はもちろん、同性からも人気の才色兼備な女の子なんです。

とにかくかわいくて、“ぼく”は絵里ちゃん(仮名)に気に入られようと、

<脇目も振らず>にアタックし続けたんですよ。

<ブルーベリーケーキ>をプレゼントしたり、<アイシャドーやアイプチ>なんかの化粧品もプレゼントしましたね。

絵里ちゃん(仮名)は「ハラショー!ありがとうトイレ君!」なんて言ってデレてくれるんですけど、

気が強いからか、忘れっぽいのか、翌日にはツーンとして、「何?用がないならどいてくれる」なんて・・・。

<女心は猫の目>なんて言うけど、いくら何でもつれない・・・。


そんな時、恋敵が現れたんですよ。同じクラスのイケメンなんですけどね。

そのイケメンも絵里ちゃん(仮名)を狙っているらしくて、アプローチしているんですよ。

しかも、絵里ちゃん(仮名)もまんざらでもない感じ・・・。

もう、そのイケメンは<目の上のたんこぶ>ですよ。“ぼく”の邪魔になってるんです。

何か手を打たないとマズイ、ということで、絵里ちゃん(仮名)が<一目置く>希ちゃん(仮名)に相談したんです。


希ちゃん(仮名)「いくら才色兼備のエリちでも、<目で目は見えぬ>・・・

        エリちの気付かない弱点をフォローするんや!」


・・・<皆目見当がつかない>、どういうことですか希ちゃん(仮名)。


そんな矢先、“ぼく”は恋破れるのです。

あろうことか、同じクラスのイケメンと絵里ちゃん(仮名)が接吻しているところを見てしまったのです。

もう“ぼく”の家の<目と鼻の先>にあるコンビニで、二人が・・・接吻を・・・。

絵里ちゃん(仮名)の色っぽい表情は“ぼく”の<目の保養>になっていたが、今は違う。

突然現れた恋敵に、<生き馬の目を抜く>がごとく絵里ちゃん(仮名)を奪われてしまったのだから。

もう死んだ魚の目して、帰りましたよ。

そしたら、いきなりバチコーンって叩かれたんですよ!

もう、<弱り目に祟り目>ですよ・・・。

誰かと思えば、昔は<目に入れても痛くない>と可愛がられたおじいちゃんだったんですよ。

「日本男児たるものが、何じゃ!その情けないは!!」

もうどうでもよくなって、洗いざらい話したんですよ。

そしたら、「・・・それはスマン。申し訳ない」って言って、泣きながら抱きしめてくれたんですよ。

まさに、<鬼の目にも涙>ってね。


それからほどなくして、二人は付き合い、誰もが羨む美男美女カップルに。

何でも風の噂に聞けば、絵里ちゃん(仮名)にとって“ぼく”のプレゼントはありがた迷惑だった、とか。

「身の程を知るチカ~!」と言ってもいたそうな・・・。

それを知ってね、“ぼく”は<目から鱗が落ちました>よ。

もっと自分を磨かないと、“ぼく”が理想とする女の子と釣り合わないんだな、と。

“ぼく”はまだまだ未熟だなぁ、ともね。

あぁ、それとそんな噂が漏れるんだから、<壁に耳あり障子に目あり>ってね。


そんな“ぼく”の<恋は盲目>なお話でございました。

おっと、こんな長ったらしい話をしていたら、師匠に<大目玉>喰らってしまうなぁ。


・・・お後がよろしいようで。

っしまい!