≪乾燥≫
萎凋した全部の箱の揉捻が終わるころ、最初の箱の茶葉の色が変わってきました。
ここまで酵素の働きで発酵をすすめてきましたが、酵素の働きを止めてこの段階を維持する必要があります。放置すると発酵がさらに進んで味が劣化するからです。
熱を加えて発酵菌の活動を停止させます。失活というのでしょうか。
ホットプレートの温度設定を最低の保温のところにセット
プレートの上にペーパータオルを敷いて、茶葉の色を確認しつつ、ゆっくり、ゆっくり時間をかけて、乾燥させ失活させます。
≪紅茶完成≫
手作り紅茶出来上がりました。
茶葉の乾燥状態は、手のひらに茶葉を載せて人差し指で上から押してみて、ポキッと割れる音がするぐらいがよいそうです。
茶葉を抽出するときに一枚一枚の茶葉の大きさがバラバラだと、抽出時間・蒸らす時間がバラバラになります。
抽出後の味を一定に保つことが困難になるため、大きさにより、大きい方からOP(オレンジペコ)、FOP(フラワリーオレンジペコ)、BOP(ブロークンオレンジペコ)、BOPS(ブロークンオレンジペコファニングス)、DUST(ダスト)と大きさにより分けるとのことです。
今回はグレード分けするほど量もなく、省略しました。
≪試飲≫
色もよく、香りもよく、味も良い、表現力の無さが際立ちますが・、紅茶となりました。
お茶の品種は「やぶきた」です。
以上 初めての手作り紅茶の記録・報告でした。