ショッピングモールで本屋さんでぶらぶらしていたら「星の王子さま」を発見、夏休みの推薦図書である。
そんな歳でもないが、つい手が伸びていた。
2005年8月第1刷、池澤夏樹さんの訳である。
1962年11月第1刷、内藤濯訳から始まって、何冊もの新訳が出ている、
何回も日本語で「リライト」されている。
新らしい時代には新しい訳が必要。
時代感覚。
ところで、星の王子様、清水の次郎長の関係は?
池澤さんの後書き(訳者として)(タイトルについての付記)にこんな記述があった。
本来 原題、「Le Petit Prince」 は「小さな王子様」だが、新訳する上で題名を考えた、内藤訳 星の王子様 は 優れている、日本の伝統的な人の表記方法に従っているから。それは、名前のお前に地名を置くこと。だから 「星の王子様」を採用した。
その例として揚げられているひとつが清水の次郎長ということである。
ちなみに写真は1979年6月第34刷、内藤濯訳です。