じゅく長の東です。
この夏休みに家族で伊勢、熊野方面を回ってきました。
車で約1500km移動。行く先々に有名な神社がありました。
熱田神宮(名古屋)、伊勢神宮外宮(げくう)、伊勢神宮内宮(ないくう)、花の窟(はなのいわや)神社、
熊野本宮、二見神社とお参りしてきました。
名古屋の熱田神宮では御朱印帳を購入。
人生初の御朱印をいただきました。
続けて伊勢神宮へ。伊勢神宮は内宮と外宮の二つの神社があり5kmほど離れています。
まずは外宮からお参りしてきました。
正式名は豊受大神宮。
この本宮の他にも別の神様をお祀りしている別宮が境内に4つあります。
外宮から5km離れた場所に内宮があります。
伊勢神宮内宮に歩いて行くまでに江戸時代そのままの風景のお店がずらりと並んでいます。
こちらはおかげ横丁前にある赤福本店。赤福と赤福氷が美味しかったです。
内宮に行くまでの通り道は江戸時代にタイムスリップしたみたいな街並み。
伊勢神宮内宮の階段下。ここから先は撮影禁止です。
正式名称は皇大神宮。天照大御神がお祀りされています。
熊野にも行ってきました。
これは獅子岩。海に向かって獅子が吠えるように見える自然の岩です。
世界遺産で天然記念物の名勝です。
獅子岩の近くには日本を作ったイザナミノミコトをお祀りしている花の窟(いわや)神社があります。
ご神体が大きな岩でした。
これは熊野本宮が明治22年の洪水までにあった旧社殿跡地に建てられた日本一の大鳥居。
(高さ約34m、幅約42m)
現在はここから500mほど離れた高台に社殿があります。
こちらが現在の熊野本宮。熊野大権現とも言います。
お風呂行くなら日本最古の温泉「湯の峰温泉」がいいと熊野の 宿の人に聞いたので
ひと風呂浴びに寄りました。
ここの源泉の温度はなんと92度。
誰でも入れる公衆浴場ですが入り口が2つに分かれています。
一つは水で加水した温泉で一人250円、もう一つは源泉かけ流しの100%温泉で一人390円。
源泉かけ流しの温泉に入りましたが白濁のお湯で最高のお湯でした。
昔の人たちは熊野詣の途中にここに寄り体を清めて疲れを癒したそうです。
橋の下には湯筒と言って90度の源泉にそのまま野菜や卵をつけてゆでることができる場所があります。
ここに卵をつけて13分置くと温泉卵の出来上がり。
近所の売店でネットに入った生卵を販売していました。
卵につけて食べる塩や卵の殻を捨てるゴミカゴもついて卵二個で70円。
5個入りで150円で販売してました。(温泉代も卵も安い!)
野菜を付けても美味しく煮あがるそうです。温泉卵を作ってみましたがとても美味しかったです。
最後にお参りした二見神社の夫婦岩。境内にはカエルの像や絵がたくさんありました。
「無事帰る」、「お金が返る」などの縁起物としてカエルとかけているそうです。
この岩も見る角度で本当にカエルのように見えます。
正面から見たところ。左側の岩の形はカエルですよね。
江戸時代の人は一生に一度は伊勢参りに行くのが夢だったそうです。
今でいう海外旅行ですね。当時は徒歩でしたから江戸から往復で30日はかかったようです。
費用も掛かかったと思いますが、それでも当時の日本人の6人に1人はお伊勢参りに行った
計算になるそうです。
そうした昔の人の思いも感じながら旅した伊勢、熊野参りでした。