小さい「ィ」?

エガちゃんの本、「エィガ批評宣言」ってのを息子が買って来てくれました。
知らなかったけど、エガちゃんって自分のラジオ番組で映画コーナーやってるのね。
そのコーナーで取り上げた作品やエガちゃんが選んだベスト25の作品、その他いろいろの映画についてエガちゃんが熱～く語ってます。
はっきり言ってしまえば私とはかなり違う映画の見方をしているので共感できるところは少ないんですが、それでも「はぁ～、エガちゃんはこう思ったんだ～」ってかなり興味深いです。
『マリー・アントワネット』の感想なんて私と全然違うもんなー。
私は最後に処刑のシーンが無かったことが、ただの歴史ものにならなくて良かったと思ったんだけど、エガちゃんにしてみると「オチが無い！」ってことになるみたいね。
昔の角川作品にしても、私はあまり好きではなかったんだけど、エガちゃんはそうとう好きみたいで「胸キュン映画」とか「いまでも充分遊べる」とか褒めてるの。
男女の差っていうのも大きいのかな。(年齢の差はそんなに無いと思うんだけど)
もちろん、「そうそう！」って納得の映画もありましたよ。
エガちゃんが選ぶ生涯のベスト2の作品、『オールド・ボーイ』なんて私もベスト10には入りそうなくらい大好きな作品ですから。
以前も書いたことがあるんですが、この作品は日本の漫画が原作なんですね。
でもこれ、韓国で映画化されて原作の10倍くらい面白くなってます。
もう、最後の最後にやってくる、エガちゃん言うところの「エビフライ」(オイシイところ)ね。これが本当にスゴイ！
よく分かってるじゃないの～エガちゃんったらぁ♪って嬉しくなりましたよ。
同じ映画好きでも共感できるもの、できないもの。いろんな見方があって楽しいですね。
「芸人、江頭2:50分」のことも、この本で少し理解できました。お笑いに対してはしっかりしたポリシーを持ってる人なのねー。(万人には理解できないかもしれませんが)
そういえば剛くんの名前もちらっと出てますよ。
『ナイト・ミュージアム』のところを読んでみてください