厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

97 35.4 56 93-149 9210 不愉快な夢を見た。

2021-04-06 08:21:31 | 日記
20年前に離縁したP子が明け方の夢の中に出てきた。

相変わらずの苦言、嫌味、ののしりの連続で、やれやれと夢の中で思ったが、「あれ?確か俺はこいつとは離婚してなかったっけ?」と途中で思い始めた。

なぜまたここにいるのだ?またこいつと一緒に暮らすのか、と思うと心が暗くなった。

やがて目が覚めて本当にほっとした。

これまで俺が本当に惚れた女はほとんど夢に出てこないのに、何故こいつだけが出てくるのが、と夢の制作者であるはずの自分を罵りたくなる。

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気を取り直し、こんなことを考えた。

現在進行中のIT 70 プロジェクトをより実のあるもの、substantial なもの、sachlich なもの、erfolgsicher なものにするために、これを宗教化することにした。

マイ宗教だ。

ご本尊は俺で、信者は俺ひとりだ。

これで十分。

教義はこれから考える。

俺が死ねば、この宗教も当然死ぬ。

さばさばしていい。

さっそくお念仏というかお題目だけでも作るか。

「IT 70」

これで十分だ。

手を合わせるか、ガッツポーズを取るか、詳細はこれから決めよう。

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IT 70 プロジェクトの一目標として70歳までに金融資産を○○円にすることにした。○○は秘密だ。それなりにきりのいい数字だが。

毎月の役員報酬と年金は定額で大した金額ではない。従い、上記目標を実現するには会社の売上を増やし、内部留保をボリュームアップすることだ。こうやって株主にとっての価値を高めることが大事。70歳で引退して退職慰労金に変えれば、キャッシュにもなる。

他にもいろいろと目標を物色しているところ。詳細はまた。

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朝、庭仕事をかなり根を詰めてやった。

作業中に思ったのだが、マイ宗教として俺教を立ち上げるのには、いろいろと都合がいい。

例えば俺教がこの地で生まれれば、自宅は聖地になる。なんと言ってもご本尊がおわします。

となると、庭や外回りを綺麗にするのは当然というか、宗教活動の一環だ。少なくとも伊勢神宮なみに徹底して掃除をせねば。いい加減にやることは許されない。

ということで、庭業に随分と立派な大義名分ができた。

これからも毎日庭業に勤しんで聖地を神々しいものにし、周りの人達がひるむようにしたい。

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創価学会員にとっての毎朝の勤行に等しい、俺教の庭業を終えて、メルカリ出品と通帳記入のために市内に降りた。

降臨した訳だ。といっても誰もひれ伏しはしないが。

お昼は自宅で軽くところてんでもと思ったが、急に気が変わってうどん屋に向かった。

ここは香川県とは縁もゆかりもない土地だが、ちゃんと讃岐うどんの専門店がある。丸亀製麺ではないよ。

ミニ天丼セットというのを頼んだ。1000円を越えていた。値上げしたのだ。

確かコロナ騒ぎの前は900円台だった。

ま、緩やかなインフレは望ましいことだ。店員の給料も上げないとね。

よくラーメンは1000円を越えてはいけない、という声を聞く。特に若い人がこれにこだわる。

しかし若い子達は一方、この20年以上、日本がデフレで給料が上がらないことを非難している。

矛盾してない?

ラーメンは1000円を超えるな。でも自分たちの給料は上げろ、といっても、そんな都合よく世の中はいかない。

最近話題になったのはセブンイレブンの弁当が嵩上げされていることだ。これも若い子たちは非難ごうごうだ。

しかしこれとて実質値上げ。つまりインフレに乗っかった企業方針だ。若い子達のサポートがあって当然だと思うけど。

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うどんを食べた後、すぐそばのヒマラヤに行ってジャージのズボンを2本買った。

アディダスだ。

すでにアディダスのを2本、デサントのを2本持っていて、これを履き回していたが、どうもデサントのが窮屈でもっとゆったりしたのが欲しかった。

いろいろと物色したが、やはりアディダスのが一番しっくり来たので、これを買った。

ところでヒマラヤの店内は店内放送がうるさい。ヒマラヤの営業放送に加えて、ジャニーズかどこかの若いグループのうるさい曲ががんがんかかっていて、頭が痛くなった。

歌い手の声に加えてコンピュータ音楽が上乗せされていて、歌い手の歌手としての非力さを補う、いつもの manufactured music だ。

やれやれ、と思っていたら、急に曲が変わって聞き覚えのあるイントロが始まった。

それはStay with Me だった。

今世界中でブレークしている。

本来の歌い手は勿論松原みきだ。しかしこの曲はジャズ風で、どうも新しい雰囲気だ。ただ、声は松原みきのようにも思える。

いずれにしても素晴らしい曲、素晴らしい歌だった。

やはり歌・曲自体の力というのははっきりと分かるものだな、と思った。

しばらく聞き惚れていたら、唐突に曲が終わり、またヒマラヤの営業放送が大音響で鳴り響いた。

金を払ってさっさと店を後にしたのは言うまでもない。