風がないのであまり寒く感じないが、午前中はずっとゼロ℃だった。
パジャマがちくちくして、寝ていても身体がかゆい。なのでなかなか安眠できない。このパジャマはおそらくしまむらで買ったもの。
その前のパジャマが丈が短くて油断するとすぐお腹が露出して安眠できなかった。解決するために大きめのサイズにしたものだ。
しかししまむらのパジャマは丈は十分あったが、文字通り肌に合わなかった。
そこで町の中心部にあるスーパーVの旗艦店に出向いて、その2階にあるしまむら風の店で物色した。
幸い、かなりの数のパジャマが吊るされていた。たまたまのバーゲンセールでどれも安い。私は新聞をもう取っていないので、当然ちらしを見ることもなく、どこでどんなバーゲンをやっているのか、全く知らない。運が良かった。
いろいろ見たが、十分おおきなサイズで肌に合いそうなものが一着だけあった。おまけにその値段がなんと500円。
レジでちゃんとレジ袋に入れてくれたので、ほとんど恐縮状態。さあ、これが吉と出るか。
その後、1階のスーパに降りて、スティックシュガーを買った。
このスーパーVの旗艦店は数年前に棚の値札を全て液晶表示に替えた。その表示がとても暗くて、老人にはなかなか判読できなかった。私も当時からすでに老人だったのだ。
おそらくITにかぶれた若社長か誰かが、この方が値段の変更が簡単にできる。合理化には最適だ、と思って採用したのだろう。私はその無神経さに呆れ、それ以来ここで買物をすることはなかった。
しかし数日前、同じスーパーVの郊外店というか離れの店を訪れた時、値札が全て真っ白な紙に赤字でくっきりと書かれていてとても見やすかったので、これなら旗艦店も大丈夫かな、と思っていた。
ちゃんとそうなっていた。とても見やすい。おそらく老人離れが顕著になって、方針を変えたのだろう。
この店で感心したのが、天井の照明だ。大体のスーパーやホームセンターは天井に蛍光灯(今はLEDかもしれない)がむき出しで設置されている。私はもう白内障なので、陳列棚のカテゴリー表示のサインを遠くまで見渡すときに、この照明がまぶしくて、それこそ手を目にかざさないとよく見えない。
多くの高齢者は同じ不都合を感じているのではないだろうか。
ところがこの旗艦店は照明が全て天井に埋め込まれていて、その直下はもちろん明るく照らすけど、ちょっと離れると、天井を見上げても裸の照明の光が目に飛び込んでくることはない。ストレスなく遠くの棚のカテゴリー表示が読み取れる。
値札の改良に加えてこれも素晴らしい気配りだと思う。この店は自宅からちょっと離れているが、これからは近くに他の用事があればちょくちょく寄ってみるか、と思った。
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3時半。
西友の買物を済ませ店の外に出たら、雪が降り始めていた。予定していた散歩は中止。
帰宅して朝風呂の後そのまま張っていた水を落とした。
4時半。
外はうっすらと暗くなり、雪も薄っすらと庭の芝生を覆っていた。