充電できないバッテリーの調査。（NEC PC-VP-BP120）

そう簡単にはいかないです・・・。

VKT12/Hに内蔵していたバッテリー。充電できません。


とりあえず各セルの電圧を測定するため、分解。
裏側のシールをはがして、ふたを取るだけ。


基板をじっくり見ます・


リチウムポリマーの3セル仕様。電圧はいずれもほぼゼロ。
試しに、バッテリーの端子に直接4V前後の電圧をかけて、それぞれのセルが3V付近になるように充電。
その後、PC本体に接続して、ACアダプタで通電したところ、ヒューズから煙が。

やっちゃいました。黄色丸がその部品。テスターを当てると、中で断線しています。

推測。
これまでは各セルが放電しきっていて、電圧が基準より低かったため、充電しても基板上に電気が流れないようになっていた。
セルの電圧が基準値内であれば充電を開始するが、セルの電圧が低かったので、一気に規定電圧まで上げようと電流が流れて、ヒューズが切れた。
・・・なんて感じなんでしょうか。

試しに、リード線でヒューズをブリッジして充電してみましたが、煙は出なかったとして、やはり充電できず。
静かに海外からバッテリーが届くのを待つことにします。はぁ・・・。

にほんブログ村

マザーボードを入れ替えてみる。（NEC VersaPro Ultralite PC-VKT12/H）

こいつ・・・動く、動くぞ！

昨日、中古のバッテリーを搭載したVKT12/H。順調に動いています。
こうなると、キーボードや筐体がきれいなNM150/Kがどうしても気になります。液晶パネルのコネクタも形状は同一。
「作りがほぼ同じなんだから、まずはマザーボードを入れ替えて、液晶パネルの様子を見てみるか」
・・・早速作業開始です。

マザーボードの取り外しは簡単。無線LANカードやSSDを取り外し、電源スイッチボード・タッチパッド・キーボードから伸びている各種フレキシブルケーブル、CMOSバッテリコネクタ、スピーカーコネクタを外し、ボードを固定している５本のねじを外します。

マザーボード小っさ！（この写真は筐体を入れ替えた後のNM150/Kのマザー。VKT12/Hもほぼ同じ大きさです。）

電源スイッチボードとマザーボードをセットで入れ替えて、ACアダプタをつなげて、おそるおそる電源ON。しばらくしてパネルが点灯。

うわ、これ十分使えるじゃないか！
キーボードの動作も問題なし。じゃあ、載せ替えちゃいましょう。

VKT12/Hはビジネス用途のため有線LANが搭載されていますが、NM150/Kにはそれがないため、ボトムケースは「ふた」で埋められています。

これを取り外します。樹脂で融着されているだけなので、マイナスドライバでこじればポロリ。

よし、OK。これで有線LANボードも搭載できる筐体になります。

無事に組みあがりました。

ガワはNM150/Kですが、中身はVKT12/Hです。パームレストのCPUシールも貼り替えて、かなりいい感じ。

ところで。
交換したNM150/Kのマザーボード。並行してVKT12/Hの筐体を使って動作確認を実施しています。
電源スイッチボード、フレキシブルケーブル、マザーボードを一式セットでVKT12/Hの筐体に載せ替え、ACアダプタを接続して電源ON・・・やっぱりだめ。
試しにフレキシブルケーブルだけ正常品と交換してみることにしました。（VKT12/Hのフレキで接続。）

なんと、電源が入りました。型番表示がPC-NM150KAGとなっています。
電源スイッチボードだけでなく、フレキもダメだったのか・・・。

そこで、NM150/Kのフレキの先端を少しだけ切断し、粗目の耐水ペーパーでゴシゴシ、カッターでカリカリやって、新しい接点を露出させます。

作業中。こすりすぎないように気を付けながらですので、結構大変です。
しかしながら、これにより普通に電源が入るようになりました。充電LEDも点灯するようになりました。


ここまできたらSSDを搭載して、OSを入れてしまおう。


・・・ということで、部品取りで終わるはずだった不起動のNM150/Kが起動できるようになりました。
海外から到着したバッテリーを搭載すれば、もはや普通のPCです。
早く届かないかなぁ・・・。

にほんブログ村

部品取りって大事。（NEC VersaPro Ultralite PC-VKT12/H）

予想以上の結果でした。

バッテリーの到着を待つVKT12/H。

海外でブツは動いているようですが、まだまだ届きません。

そんな中、今日は部品取りできそうなJunkを入手。
NECのLavie PC-NM150KAです。お値段は4,000円の1,000円引き。

このPC、電源が入りません。普段ならそんなの買いませんけど、もしかしてバッテリーが使えるのでは？
液晶パネルも割れてなさそうですし、キートップは比較的キレイなので、何か使えるものがあるはず。

帰宅後、早速分解。

お、バッテリーはVKT12/Hと同じ。使えるといいな。

あ、電源が入らない原因って・・・。

これか！緑青がひどい。なんでこうなったのか・・・。
とりあえず歯ブラシで軽くゴシゴシしましたが、電源LEDは点灯せず。そんなに簡単に直らないか。

では、バッテリー交換です。

ロット番号から、今回交換する方が新しい感じが。交換後も充電LEDも点滅しなくなったので、バッテリーへの充電もうまくいっているようです。

せっかくなので、SSDを搭載します。

今回はSanDiskの120GB低電力タイプを搭載。

Windows10もすんなりインストール完了。

ファームウェアの更新中です・・・。

ということで、部品取りを活用してようやくOSインストールまでできました。
VKT12/Hの主な仕様は以下のとおり。
CPU：Core i5-7Y54　1.20GHz(ターボ・ブースト機能有効時 最大3.20GHz)
RAM：4GB（オンボード）
液晶ディスプレイ：12.5インチワイドTFTカラーIPS方式液晶
(フルHD：1,920×1,080ドット LEDバックライト ノングレア)
質量：約921g

詳細はこちらをどうぞ。
NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報

重量が軽く、コンパクトな割にディスプレイが大きいです。（ベゼルが細い）
i5-7Y54は元々Core m系かな？思ったほどCPUスペックが高くありませんが、モバイルするには十分。

それにしても今回購入した部品取りのNM150KA、ほんとに復活できないかなぁ。
筐体やキートップが比較的きれいなので、液晶パネルが使い物になるのであれば、こちらも復活させたいところ。

にほんブログ村

ソフトなタッチがくせになる。（Panasonic Let's note CF-LX3R）

最近のPCでは珍しいと思う。

自宅を片付けしていて掘り出したので、ちょっと使ってみることに。
大き目のレッツノートCF-LX3です。おととしの4月にJunkで購入して、整備完了後はそのまま保管していました。
天板もきれいで、外で使っても恥ずかしくない程度。


キーボードは若干黄ばみがありますが、文字消えもなくまずまず。


このところ小さめのPCばかり使っていたせいもありますが、久しぶりにLX3を使ってみて思ったのが、キーボードやタッチパッドのボタン。
いずれもストロークがちょっと深めで、ソフトな感じが心地良いです。つい、意味もなく押したくなります。
ディスプレイが14インチと大きいのに、解像度が1366x768（FWXGA（フルワイドXGA））と荒めなのも、やや老眼の自分にとっては目に優しくて良いです。
大きさの割に軽い（1.23kg）のと、中古なのにバッテリーがほとんどへたっていないのがまた魅力。i3機なのが本当に惜しいところですが、自分の用途からすると全く問題ないので、今後モバイル機として使おうか本気で検討中。

にほんブログ村

半額シールに誘われて。（TOSHIBA dynabook KIRA PV63TSP-NWA）

KIRAに関してはほとんどビョーキです・・・。

いつもの店その３にて。
Junk棚のモノがかなり少なかったですが、コンテナには半額セール品が。その中で気になったのを1台チョイス。
久々のKIRAです。KIRAは6台目かな。お値段は8,000円の半額です。
購入時の状態はとてもじゃありませんが見せられません。モザイクかけないと載せられないくらいひどく汚れていました。
液晶パネルもキーボードもひどかったのですが、店頭での動作確認では「液晶もキーボードもアルコールで拭けばきれいになる」と信じて購入です。

清掃後。

予想どおり、液晶パネルに色むらも傷もなし。キーボード部は文字消えこそありますが、そこそこOK。パームレストは仕方ないですね。

天板には価格シールが貼付されていました。シールはがしを塗布し、しばらく置いてからゆっくりはがします。
KIRAの塗装はあたかも金属のように見える特殊塗装で、強い粘着テープなどを貼ってしまうと、はがすときに塗料がはがれます。これを防ぐため。

う～ん、きれい。

では、手持ちのパーツを使いながら整備していきましょう。
まず、キーボード。文字消えは「O」と「K」。


キートップを交換します。

動作もOK。（決してシャレではない）
キートップを外した時に半端なく汚れていましたが、動作に影響はないため、今回はこのままで。
（下手に触ると接触不良を起こす可能性が高いため）

次、ボトムケースを開けます。
KIRAに使われているねじは高級感のあるもの。アルミ削り出しかな？
手前側の底部の2本が違うねじだったので、手持ちの専用ねじと交換。

購入時についていたねじは、おそらくSSDを固定するためのもの。

あけました。

やっぱりSSD固定用のねじがない。さっきのを使おう。


CPUFANがほこりですごそう。

あ、やっぱり。

エアーダスターで清掃して再取り付け。

きれいになりました。

再組み立てして、Windows10を導入。
途中、やたらとファイルコピーに時間がかかるようになり、「あれ、もしかして・・・」と、もう一度開けてみたところ、

FANコネクタ刺さってないし！熱による動作制限でした。これ、前回のKIRA整備でも同じことやってます。学習しないなぁ・・・。

再組立てしてインストール。無事に整備完了です。

主な仕様は以下のとおり。
CPU：Core i5-5200U 2.20GHz
RAM：8GB（PC3L-12800（DDR3L-1600））
ストレージ：抜き取り済み（mSATA SSD）←　128GBを入れました。
液晶ディスプレイ：13.3インチワイド（16：9）FHD 軽量・高輝度・広視野角TFTカラーLED液晶（ノングレア）
（省電力LEDバックライト）1,920×1,080ドット

詳細はこちらをどうぞ。
V63/T 2015秋冬モデル プレミアムシルバー PV63TSP-NWA | dynabook（ダイナブック公式）

KIRAは何台も、何度も分解整備しているので、もうお手のもの。
動作が安定している個体であればやっぱり使いやすいし、なんせ本体が薄いのがよい。カバンの中でもじゃまになりません。
今回のは値段が値段なので、何のためらいもなく普段使いにできそうです。

にほんブログ村

キートップの文字消え対応。（NEC VersaPro Ultralite PC-VKT12/H）

今日は軽めで。

先日購入したVKT12/H。バッテリーは発注済みですが、春節の影響で到着はしばらく先になりそう。
では、気になっている部分をちょっと触ってみよう。

キートップの文字消え。

そのままでもいいのですが、ちょっと試したい。
ということで、100円ショップで見つけたこちら。

耐水・耐熱シール。調味料入れに貼るためのシールのようです。
このシールから必要な文字を切って、キートップに貼ってみます。


このような感じに。
大きさや字体がやや違いますが、100円でこの程度できるのならアリでしょう。

にほんブログ村

Linuxを試そうとしましたが。（Dell Inspiron11 3162 その２）

ちょっと待ち。

昨日整備した3162。エポキシパテがよく効いているようで、ヒンジは特に問題なし。
今日は最初に、手荒に扱ったため割れてしまったボトムケースのHDMI部分を修理。

こちらが修理前。
この部分を瞬間接着剤で固め、やすりがけ。

作業後。

そんなに変わらないかな？

さて、まずは軽いほうのXubuntuを試してみます。

LiveUSBでインストールしようとしたら、Diskの内容を全部削除することになり、Windowsとのデュアルブートはならず。
よって、途中でやめ。

次に、Ubuntuではどうか。

こちらもLiveUSBで起動して試そうと思いましたが、やっぱりだめ。
Windows系OSと併用したかったのですが・・・さて、どうするか。

にほんブログ村

たぶん破格。（Dell Inspiron11 3162 その２）

むしろ部品取り的な？

いつもの店その３にて。今日はJunkのノートPCを購入。
DellのInspiron11 3162で、2台目になります。お値段は4,000円の1,000円引き。

上に乗っかっているのが今回購入したもの。下のは昨年6月に購入したもの。

なぜに購入したか。要因は３つ。
１．とりあえず壊れてはいなさそうだった。
２．128GBのSSDが搭載されていた。（一部、リマップされたところあり）
３．メモリ8GBモデルであった。
２と３がかなり大きい。

Windows10を入れました。

液晶に一部、うっすらとホワイトスポットがありますが、ほとんど気にならない程度。


キーボードは一部文字消えがあります。

CrystalDiskInfoをかけて、SSDの様子を見てみました。

まぁ、正常の範囲ならいいのでは？

分解してみます。開けるのにちょっと失敗しました。


左右のヒンジに無理な力を加えちゃったようで、ねじ穴が破損。


エポキシパテを使って補強・補修。


ストレージ内蔵で、メモリ8GBモデルなら買いじゃないかなぁ。
そのうち、Linux機にしようと思っています。

にほんブログ村

久々のNX3。（Panasonic Let's note CF-NX3 その３）

やっぱりいいPCです！

昨日、PC置き場を少し整理しまして、その時に掘り出したのが、昨年の2月に3,400円で購入したNX3。
元々電源スイッチのパーツが欠損しており、「電源が入らない」という名目で販売していたもの。
欠損していたパーツやネジは手持ちの在庫部品で補填し、再生を完了したうえで格納庫にしまってありました。
充電がてら、少し使ってみることに。

12.1インチでありながら1600 x 900の高解像度液晶パネルを搭載しているのもよし。
筐体右奥に大きなヒビがあって、アルミテープで補修しています。
キーボードやパームレストがかなりきれいです。


JunkPCの価格が暴落した時期に、SXシリーズとNXシリーズがえらく安く販売されたこともあり、合わせると6～７台くらい持って（正確な数字は忘れた）います。文書つくりや記事の作成などにおいては十分すぎる性能。ストレージが交換しやすいようにできているため、LinuxOSを試すための供試機としてもOK。
今のノートPCと比較すると本体は厚く重たい部類に入りますが、たまに使うとキータッチも含めてよくできてるな～と感じます。
しばらく原稿書き用として使うことにしよう。

にほんブログ村

空気清浄機のプラズマクラスターユニット交換。（SHARP KI-GS70）

今日は家電！

2年前の正月に、初売りで空気清浄機を買いました。それまで使っていたものがかなり古くなったのと、安かったから。
買ったのはシャープのKI-GS70。２万円ちょっとだったと思いますが、当時はそれでもかなり安い方でした。
製品トップ | KI-GS70 | 加湿空気清浄機/空気清浄機：シャープ
設置場所に対して少し大きめでしたが、「高濃度プラズマクラスター25000」ってのにひかれまして。

そして、あれから2年。
空気清浄機の表示パネルに見慣れぬ点滅表示が。

「ユニット交換」。どうやら、稼働時間が2年を経過するとプラズマクラスターユニットを交換する必要があるとのこと。
これは、コンセントを抜いてもリセットされません。

家電関連の故障は悩む時間がもったいないので、迷うことなく部品を手配。
交換用プラズマクラスターイオン発生ユニットIZ-C90M。お値段はAmazonで2,750円でした。


交換です。まずは本体の電源を切り、コンセントから電源コードをはずします。
次に背面パネルを取り外します。

その後、脱臭フィルターと集じんフィルターを取り外します。

出てきました。この奥にあるグレーのカバーを取り外します。


次に、つまみ部をもって、左から右にスライドさせます。

はずれました。

このユニット部を取り外して交換です。
（コネクタがありますので、中に基板が入っているものと思われます。リセットできないかと考えてしまうのは、もう病気。）

ユニット交換後は、見慣れぬ点滅がおさまりました。


公式サイトによると、総運転時間 約17,500時間経過すると、本体のランプが点滅。約19,000時間（約2年2ヶ月）経過すると、プラズマクラスターイオンの放出を停止するとのこと。
あと2か月使えたのか・・・。まぁ、いいか。

にほんブログ村