実は仕事を辞めることになった。
原因は人間関係。
って、一言でいうと簡単だけど、いじめ。
いじめなんて、子供のこと、学生のこと、もっと言うと、他人事って思っていた。
でも、大人にもイジメがある、そういうことを今回身に染みて思った。
思ったっていうと、ちょっと違う。
イジメは何年も前からあって、私はずっと我慢をしていて、
今回は我慢がし切れなくて、上に訴えたけど「なかったこと」にされた。
ただ、私が騒ぎ立てたので「辞めてください」って流れになった。
そういう人は周りが一緒に働きたくないんだと言われた。
「なかったこと」なんだから、書いてもいいんだと思った。
新学期で、学校に行きたくない人。職場に行きたくない人、そういうニュースをたまたま耳にして、
私の経験も、ちょっとは何かの足しになればと思う。
たぶん、何もならないけど。
世の中は「自分の身を守るためにある」。そう弁護士さんが言っていた。
電通で自ら死を選んだ人。
青森の中学で亡くなった女の子。
その気持ちがよくわかる。
自分で行動しないと、世間は認めてくれない。
何もない。大袈裟に言っているだけ。困った人だな。
そういう扱いにされるだけ。
何年も前から無視をされ、仕事場では切り離しをされ、
私が出勤すると話が途切れ、仕事を教えてもらえないことも何度もあった。
それでも、そういうことをする「彼女」は、子育てでもそういうことをするんだろう、
なんだか可哀想な人だなと、適当にあしらっていた。
ただ、半年くらい前から会社でプロジェクトが立ち上がり、皆の意見を匿名で受け付けることになった。
仕事への気持ちとか、普段の気持ちとか。そりゃ不平不満も出てくるだろうと覚悟はしていた。
でも彼女の匿名の投書は、私への批判でいっぱいだった。
「いちごさんの仕事ぶりは、お客さんも苦笑いしている。辞めてほしい」
読んだ時に全身に震えがきた。
何かが刺さるような気持ちになった。
彼女を「怖い」と思うようになった。
何が、彼女をそこまでそう思わせているのかわからない。
周りは「年が同じだから、私のことが面白くない」のだという。
そんなことを言っていたら、どこの職場でも同年代と働けないよ。
私はプロジェクト室にも相談したし、店長にも相談した。
すると、プロジェクト室からはメールは削除するよう指示があった。
店長は「彼女はいつも、ああじゃないか」という。
そして、私へ部署移動を打診してきた。
私が「変わる」のか。私が「我慢」するのか。
「いつも我慢しているのは知っています。これからも話だけは聞きます」と店長は言った。
これがマネジメントなのか。彼女の出勤日を見るのが怖い。
そう思うようになった。
つづく。
原因は人間関係。
って、一言でいうと簡単だけど、いじめ。
いじめなんて、子供のこと、学生のこと、もっと言うと、他人事って思っていた。
でも、大人にもイジメがある、そういうことを今回身に染みて思った。
思ったっていうと、ちょっと違う。
イジメは何年も前からあって、私はずっと我慢をしていて、
今回は我慢がし切れなくて、上に訴えたけど「なかったこと」にされた。
ただ、私が騒ぎ立てたので「辞めてください」って流れになった。
そういう人は周りが一緒に働きたくないんだと言われた。
「なかったこと」なんだから、書いてもいいんだと思った。
新学期で、学校に行きたくない人。職場に行きたくない人、そういうニュースをたまたま耳にして、
私の経験も、ちょっとは何かの足しになればと思う。
たぶん、何もならないけど。
世の中は「自分の身を守るためにある」。そう弁護士さんが言っていた。
電通で自ら死を選んだ人。
青森の中学で亡くなった女の子。
その気持ちがよくわかる。
自分で行動しないと、世間は認めてくれない。
何もない。大袈裟に言っているだけ。困った人だな。
そういう扱いにされるだけ。
何年も前から無視をされ、仕事場では切り離しをされ、
私が出勤すると話が途切れ、仕事を教えてもらえないことも何度もあった。
それでも、そういうことをする「彼女」は、子育てでもそういうことをするんだろう、
なんだか可哀想な人だなと、適当にあしらっていた。
ただ、半年くらい前から会社でプロジェクトが立ち上がり、皆の意見を匿名で受け付けることになった。
仕事への気持ちとか、普段の気持ちとか。そりゃ不平不満も出てくるだろうと覚悟はしていた。
でも彼女の匿名の投書は、私への批判でいっぱいだった。
「いちごさんの仕事ぶりは、お客さんも苦笑いしている。辞めてほしい」
読んだ時に全身に震えがきた。
何かが刺さるような気持ちになった。
彼女を「怖い」と思うようになった。
何が、彼女をそこまでそう思わせているのかわからない。
周りは「年が同じだから、私のことが面白くない」のだという。
そんなことを言っていたら、どこの職場でも同年代と働けないよ。
私はプロジェクト室にも相談したし、店長にも相談した。
すると、プロジェクト室からはメールは削除するよう指示があった。
店長は「彼女はいつも、ああじゃないか」という。
そして、私へ部署移動を打診してきた。
私が「変わる」のか。私が「我慢」するのか。
「いつも我慢しているのは知っています。これからも話だけは聞きます」と店長は言った。
これがマネジメントなのか。彼女の出勤日を見るのが怖い。
そう思うようになった。
つづく。