札幌は「コンテスト」で騒がしいから、小樽の手宮にある「小樽市総合博物館」に行ってきた。
「北海道鉄道開通起点」:ゼロ・マイル・ポイント
明治13(1880)年11月28日、新橋~横浜、大阪~神戸に続き3番目の鉄道がここから始まったそうな。
重要文化財にもなっているレンガ造りの機関車庫や転車台が、この博物館の顔。
「しづか号」。
明治17(1884)年にアメリカで製造され、翌年に手宮に配置された蒸気機関車。
運転台に乗ることができる。
中は朱色のボイラーと木材を使った運転台。昔の人の美的センスっていいな。
130年前、この窓から見えたのはどんな景色だったんだろう。
懐かしの「キハ82」。
釧路に住んでいた子供の頃、夏休みや冬休みにこれに乗って、帯広のばあちゃんの家に行った。
たしか食堂車も付いていたんじゃなかったかな? カレーライスを食べた記憶があるんだけど。
帯広の手前、池田で買ってくれる「バナナまんじゅう」も楽しみだったな。
「C55」。
こんな複雑な機械を操作し運転していた人を尊敬する・・・。
「アイアンホース号」・・・明治42(1909)年、アメリカ HKポーター社製造。
客車を引いて構内の線路を走る。(乗ってみた)
104歳とは思えないくらい、綺麗に整備されている。
汽笛がアメリカしていたね。
機関車庫前にある転車台でぐるりと回る。