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加納 朋子著『ななつのこ』
このブログにしばしばコメントを寄せて頂いている千晶さんのブログ(ブックマーク見て下さい)で紹介されていたので、図書館で借りてみました。
作中作「ななつのこ」の読者(駒子)と作者(佐伯綾乃)の間でやりとりされる手紙。
駒子は手紙で綾乃に日常の小さな謎を語りかけます。
この中に白いタンポポという話があります。
この話を読んで、引っ越して初めて白いタンポポ見たとき驚いたことを思い出しました。
私は東京で生まれましたが、小学4年生の時佐賀に引っ越したのです。
佐賀では白いタンポポ(正確にはクリーム色と思う)は普通に咲いています。もちろん黄色も咲いています。
そのことをすっかり忘れていて、この話の中で「タンポポを白く塗った」ことを問題視(と言ったら大げさですが)した先生のこと、「白なんて普通にあるじゃない。物知らず」と思ってしまいました。
白って、北部九州にしかなかったのですね。
そう言えば、この辺り(山口)ってどうなのかな?
もう咲く頃なので、注意してみます。(結果を気にする人いますか?)