
先日、本屋に寄った時「今日は買うべき本は無かったよね」と思いながら新刊棚をさっと見て通り過ぎて
「ん???今、天野さんの麗しいイラストがあったような」
ときびすを返し戻り確認。
有りました。私の目のセンサーは正しかった。
麗しいDが表紙の
菊地 秀行『吸血鬼ハンター20 D-不死者島』が。
前巻から思いの外、早い発売でした。
今回はDの出番は少なめかな。
ところで、このシリーズ。ちゃんと終わりに向かっているのかしら?

東野 圭吾著『悪意』
犯人はあっさり見つかります。
問題は動機。
最初の動機からどんでん返しの後に辿り着く真の動機。
タイトル通りの結末にちょっと読後が・・・。
人はどこまで悪意を持てるのでしょう。
新世紀「謎」倶楽部『EDS緊急推理解決院』
警察では対応しきれない難事件や不可解な謎を、市井の名探偵の知力と名推理によって、早期に解決しようと作られた東京に作られた「EDS 緊急推理解決院」。
「歴史推理科」「女性推理科」など様々な専門分野の名探偵師と助師が日夜、事件を解決している。
という設定で書かれた、アンソロジーです。
作家陣は石持浅海、加賀美雅之、黒田研二、小森健太朗、高田崇史、柄刀一、鳥飼否宇、二階堂黎人、松尾由美。
「施設の1日を時系列に従って並べる」という形式である為、複数の短編が入り乱れながら進んでいく、というなかなか変わった作りになっています。
お陰でちょっと読みにくかったです。