夏休み終了!!
今日は風もあってここ最近では一番涼しいです。
でも、気温は見ない。
この前、涼しいと思って気温を見たら30.5度で、なんか負けた気分になったので。
今日も実は結構な気温だったら悔しいもの。
さて、久しぶりの読書欄。
1回分書き忘れていましたので合わせて。
近藤 史恵著『タルト・タタンの夢』『ヴァン・ショーをあなたに』
2回に分けて借りましたが、1つのシリーズ。
下町のフレンチレストランを舞台にした日常の謎系ミステリー。
前者はまだ「ほう」と思うこともありましたが、後者は「ふーん」という、何かとにかく物足りない感でいっぱい。
食べ物の描写はありますが、坂木さんが書かれる物ほど食べたいとは思わないのは、お菓子ではなく料理だからなのだろうか。
「近藤さんは当たり外れが大きい方」と言うイメージが、自分の中で益々定着しそうです。
光原 百合著『イオニアの風』『銀の犬』
前者はギリシア神話を、後者はケルト神話をモチーフにしたファンタジー。
『イオニアの風』
人間が生まれてきてよりその歴史に介入してきたオリュンポスの神々。
やがて、以降歴史に介入しないことを提案する神と介入し続けることを望む神の対立が生じる。
そこで、人間に3つの試練を与えその結果次第でどうするかという賭が始まった。
その3つの賭の最初の2つはトロイア戦争を巡るもの。そして、最後の1つは神々さえも倒せなかった強大な魔物を巡るものとなった。
最後の1つの方はベタベタな恋愛物語も絡まっています。
1周回ってベタが大好きな私としては、大変楽しめましたよ。
『銀の犬』
声を失った楽人オシアンとその相棒ブランは「祓いの楽人」として旅をして、というファンタジーです。
参考文献にケルト神話関係の本や「指輪物語」がある中「クリスタル☆ドラゴン」「妖精国の騎士」と言った漫画が並んでいるのがなんとも。
どちらも読んでいた私としましては、大変楽しめる作品でした。
こうして数冊、光原さんの作品を読みましたが、私の大好物が多い方ですね。
図書館にある分はもうほとんどないので、そろそろ購入に入ろうかしら。
柚月 裕子著『最後の証人』
ホテルの一室で起きた刺殺事件。物的証拠、状況証拠ともに、依頼人が犯人であることを示していた。
しかし、この弁護を引き受けた元検察官の佐方貞人は、依頼人が犯人ではないと感じていた・・・。
お、お待たせしました、すずさん。
やっと順番回ってきましたよ。
一言で言えば、
「面白くない」とは言わないけれど、「面白い」「人に薦めよう」とは思わない。
ですね。
あと、借りて読んだら許せるけれど、買って読んだら勿体ない感を味わう、とか。
あ、だんだんいい方が酷くなっているな。
でも、正直、そういうレベルです。
「何がそう感じさせるのか」が宿題でしたね。
読み返していないから、第1印象でのみ語ることになりますが。
(この読み返そうという気分にならない、というのがまた)
どんでん返し的なものが1回こっきりしかない。
なんとなく読み進めていたので、裁判の所で「あ。被告人はそっちだったのね」と。
ということで、まずその1。
「ここまで、ぼーっと読んでいれば一応どんでん返しがある」というレベルでしか読者に驚きをもたらす所がない。
ついでにそのネタはどこかで見たよ、です。
なんか実験レポートを読まされた気分、上手な粗筋を読まされた気分。
その2、登場人物が生きていない。
検察官の女性なんていてもいなくても良いレベル。
いなくても話は充分成り立ちますよね。
ページ制限でもあってエピソードを削られたのだろうかと言うくらい、微妙なキャラクター。
とりあえず思ったのはこんな所です。
私は、以降大化けしたと言う話を聞くまでは、この方の作品は借りないと思います。
大化けしたときは、教えてください。
今日は風もあってここ最近では一番涼しいです。
でも、気温は見ない。
この前、涼しいと思って気温を見たら30.5度で、なんか負けた気分になったので。
今日も実は結構な気温だったら悔しいもの。
さて、久しぶりの読書欄。
1回分書き忘れていましたので合わせて。
近藤 史恵著『タルト・タタンの夢』『ヴァン・ショーをあなたに』
2回に分けて借りましたが、1つのシリーズ。
下町のフレンチレストランを舞台にした日常の謎系ミステリー。
前者はまだ「ほう」と思うこともありましたが、後者は「ふーん」という、何かとにかく物足りない感でいっぱい。
食べ物の描写はありますが、坂木さんが書かれる物ほど食べたいとは思わないのは、お菓子ではなく料理だからなのだろうか。
「近藤さんは当たり外れが大きい方」と言うイメージが、自分の中で益々定着しそうです。
光原 百合著『イオニアの風』『銀の犬』
前者はギリシア神話を、後者はケルト神話をモチーフにしたファンタジー。
『イオニアの風』
人間が生まれてきてよりその歴史に介入してきたオリュンポスの神々。
やがて、以降歴史に介入しないことを提案する神と介入し続けることを望む神の対立が生じる。
そこで、人間に3つの試練を与えその結果次第でどうするかという賭が始まった。
その3つの賭の最初の2つはトロイア戦争を巡るもの。そして、最後の1つは神々さえも倒せなかった強大な魔物を巡るものとなった。
最後の1つの方はベタベタな恋愛物語も絡まっています。
1周回ってベタが大好きな私としては、大変楽しめましたよ。
『銀の犬』
声を失った楽人オシアンとその相棒ブランは「祓いの楽人」として旅をして、というファンタジーです。
参考文献にケルト神話関係の本や「指輪物語」がある中「クリスタル☆ドラゴン」「妖精国の騎士」と言った漫画が並んでいるのがなんとも。
どちらも読んでいた私としましては、大変楽しめる作品でした。
こうして数冊、光原さんの作品を読みましたが、私の大好物が多い方ですね。
図書館にある分はもうほとんどないので、そろそろ購入に入ろうかしら。
柚月 裕子著『最後の証人』
ホテルの一室で起きた刺殺事件。物的証拠、状況証拠ともに、依頼人が犯人であることを示していた。
しかし、この弁護を引き受けた元検察官の佐方貞人は、依頼人が犯人ではないと感じていた・・・。
お、お待たせしました、すずさん。
やっと順番回ってきましたよ。
一言で言えば、
「面白くない」とは言わないけれど、「面白い」「人に薦めよう」とは思わない。
ですね。
あと、借りて読んだら許せるけれど、買って読んだら勿体ない感を味わう、とか。
あ、だんだんいい方が酷くなっているな。
でも、正直、そういうレベルです。
「何がそう感じさせるのか」が宿題でしたね。
読み返していないから、第1印象でのみ語ることになりますが。
(この読み返そうという気分にならない、というのがまた)
どんでん返し的なものが1回こっきりしかない。
なんとなく読み進めていたので、裁判の所で「あ。被告人はそっちだったのね」と。
ということで、まずその1。
「ここまで、ぼーっと読んでいれば一応どんでん返しがある」というレベルでしか読者に驚きをもたらす所がない。
ついでにそのネタはどこかで見たよ、です。
なんか実験レポートを読まされた気分、上手な粗筋を読まされた気分。
その2、登場人物が生きていない。
検察官の女性なんていてもいなくても良いレベル。
いなくても話は充分成り立ちますよね。
ページ制限でもあってエピソードを削られたのだろうかと言うくらい、微妙なキャラクター。
とりあえず思ったのはこんな所です。
私は、以降大化けしたと言う話を聞くまでは、この方の作品は借りないと思います。
大化けしたときは、教えてください。