主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2012-04-15 09:11:00 | 読書
色々借りてきた割には読んでいませんよ。
読んでしまった分は早かったのですが。
途中で止めたのがいくつか。
ゲームもゆっくり進めています。
なんか無気力週間。
代わりに琴の方に力が入っているかな。
入れすぎて膝が痛いのですが。(弾くときに力が入るのですよ。)
別の曲が目的で買ったCDに入っていた曲が気に入って楽譜を買って、ぼちぼちやっています。
youtubeにあったから、どんな曲か紹介してみます。
残光の彼方へ 第1楽章(http://www.youtube.com/watch?v=OuNowKFZhLo)
私の腕では終盤で指が間に合わないのが残念。
第2楽章は後半が残念なことになる・・・。
いいんだ、1人で楽しむだけだから。


さて、読書ですが、前回に引き続きこれ。
小松 左京著『虚無回廊3』
SSにたどり着いた異星人たちによる会議が開催です。
また新たに見知った、既に数千年の調査をしている種族達。
驚くべき姿に、戸惑うエンドウ達。
SSに到着したばかりの新参者ですが、この会議への参加を認められました。
で、会議が始まり、前巻でお近づきになった「都市」の種族の発表の手伝いをしたりと、いよいよ盛り上がってきた所で!!!
3巻終了。
そして!!!作者死去で以下続刊無し!!!
なんと言う事でしょう!!
悔しい。
いやいや、書き終えられなかった小松さんの方が悔しいでしょうが。
今更ですが、改めてご冥福をお祈り申し上げます。
あああ、本当に残念。


森谷 明子著『望月のあと 覚書源氏物語『若菜』』
新刊が出るのを楽しみにしている作家さんのお一人です。
紫式部によるミステリーシリーズの第3弾ですが、今回は事件の謎解き要素は少なめ。
ネタバレになるから言えないですが、今回はむしろ仕組んだ方になります。

数少ない親しい女房である和泉式部に頼まれ、彼女のお使いの仕事を代わって引き受けた紫式部。
そこで出会った1人の姫君。
彼女の噂から、紫式部は玉鬘の物語をしたため始める。
終盤、この華やかなりし平安の世の陰が描かれ始めます。
学校の歴史では華やかな部分しか教えられないですよね。
なんか改めて日本史の勉強がしたくなりましたよ。

作者によれば、このシリーズは「紫式部の源氏物語やっちまった話」を書きたかったそうで、一応3部作のつもりだったそうです。
が、予定外にここまででまだ41帖分。
おかげさまでもう1冊(宇治十帖)分、読者としては楽しませてもらえるので嬉しい予定外。
コメント
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