本日の読書

歌野晶午著『密室殺人ゲーム2.0』
前作の「密室殺人ゲーム王手飛車取り」で、綺麗に？終わったかと思ったら、続編がありましたよ。
あの結末で、どうしてこうなのかなあ、と思いながら読んでいたら、説明があちこちに散らばっていました。
なので、ちゃんと順番通りに読むのが良いかと。
内容は、ちょっと好みが分かれると思います。倫理に反しながら、とびきりのトリックを出し合う推理マニア達の話なので。



冲方丁著『にすいです。 冲方丁対談集』
かわぐちかいじ、富野由悠季、井上雄彦、養老孟司、夢枕獏、伊坂幸太郎、天野喜孝、鈴木一義、中野美奈子、滝田洋二郎、山本淳子……各界のトップランナー11名との対談を収録
という説明になっていますね。

時期は古い物は２００５年、そして「天地明察」の後の２０１０年、「光圀伝」の後の２０１２年と３つに大別されています。
この前の京極さんの対談集が濃かったせいか、随分さっぱりしている気がします。
が、数回にわたってなされている富野さんとのは、さすがに濃かった。
あと私が好きな方との対談や、上の２冊を踏まえてでの対談は、興味深かったです。
私も江戸時代の文化の本を読もうかしら、と思ったくらい。
とりあえず、教科書上でしかしらない、古典でも読もうか。