世間では"雑草"と呼ばれている草たちの一雨ごとの成長の速さには
この時期、目を見張るものがあります。
地中の匍匐茎のシバや地上を這って伸びるクローバーさえ
畑の中に蔓延させると極めてタチの悪い草になってしまうのですから
そもそも「雑草という名の草はない」と言われるように
それぞれの人間様の都合によって勝手に分類されてしまうのです。
私の畑の一角はクローバーがシバを押しのけて勢力を拡大中で
2つともかなりの厄介者になっています。
元はといえばシバはぺぺのお墓部分に敷いたものから拡がり
クローバーは自生していたものです。
これらほどではなくても、素手で抜こうとすると手がかぶれて
痛痒くなるミントも茎が硬くてしっかりしていることもあって
畑に生えると結構、難儀する"雑草"です。
(ここがシバ・クローバー・ミントのせめぎ合い部分)
これらの草を刈ってマルチとして敷いて
たまに米糠を撒くだけの自然農法ですので、カンカン照りが続く前の
今のうちに出来るだけ厚く積み重ねておかなければなりません。
一方、それなりの降水量のお陰で夏野菜も成長の速度を速めていて
ようやく御三家のトマト、キュウリ、ナスそしてさらにはエダマメが
我家の消費で余らない程度の量、採れるようになりました。