前々回の車検はタイミングベルト交換をしたかったので
2㎞ほどにあるホンダディーラーに依頼し
後で後悔したことをはっきり覚えています。
もちろん整備そのものに不満があったわけではなく
当然自分でやれば発生しない費用がかなりの額に上ったからです。
例えば検査代行料 約15000円、保安確認検査料 約6000円
24カ月定期検査代 約20000円の合計41000円。
それ以外に「こんなにかからないでしょ!」の一例が
たった3リッター弱のエンジンオイル交換が
工賃含みの約9000円。
なので、今回依頼することは100%ありませんでしたが、数日前に
2カ月前から出来ることになった車検の案内ハガキが届いたので
気になる個所もあったことから見積りを
依頼してみることにしました。
整備士不足が叫ばれている昨今
何をするにも「予約」が必要なことはすでに分かっていたので
そのつもりで立ち寄ると2時間後なら待っている間にできるとのこと。
出直して待つこと15分、出された見積書がこちら。
部品32,727円+技術料93,940円=126,667円
別途諸費用27,340円 総合計154,007円
もちろん依頼しなければ済む下回り洗浄&錆止め塗装 約24000円と
オイル交換 約10000円を含んでの話です。
ただ、にも拘わらず対応した女性に事前に伝えたはずの
フロントからのコトコト音の修理の記載が
一切なかったことにはなんとも納得できません。
事前に周辺を同乗してその異音の確認を
頼まれもしなかったのですから当然と言えば
当然のことですが、気になる異音の修理で最初にしなければならない
重要な点はユーザーが気にしているその音を
特定することを怠ったということで、これは大きなミスです。
で、指摘するとその女性曰く「やってみなければ分からないから」
下回りを覗けば見える、グリスがはみ出ている
タイロッドエンドブーツ左右交換11044円を除いた約115000円は
いわば見積書に自動的に記載される金額でしょうが
私なりの判断によるFストラット上部のゴムブッシュ交換という
肝心な異音修理を軽視する姿勢は全く理解できません。
この私の素人判断が合っていれば
左右交換修理で部品を含めて4~5万円は上乗せになるはずですし
車検ラインで発見されれば車検が通らない
可能性すらあるはずですから。
この程度の地方の新車ディーラーであっても、現代は
販売車の魅力だけでやっていけるということでしょう。
いやいや、最初からコイツは新車など買うはずもないし
儲かる車検も依頼などするはずがないと
見透かされていたのかも知れません😛