約3年前から使っているこのパソコンには
実は有料の「ワード」と「エクセル」を入れていません。
30年前から10年前までの20年間は、零細企業の社長職でしたので
この2つのソフトを入れてはいても、ごく簡単な文書作成で済んでいましたし
銀行等への提出書類を含めた集計表などは、月々の定額料金の
範囲内の仕事として税理士から入手出来ました。
そもそも社長たるもの、時間がかかり面倒な過去の実績表の作成よりも
その内容を読み解いて次にどう活かすかが本来の仕事なのです。
その前の10数年に渡る会社員時代も、ワープロやFAX等のいわゆるOA機器が
急速に普及したとは言え、管理職でしたので全て部下にやらせていましたし・・・。
半分は言い訳にしても、特にその後の隠居生活の10年超は
画像の挿入、表の作成などの必要性をほとんど感じたことはなく
文章作成は無料の「ワードパッド」または「メモ帳」で充分でしたし
"切ったり、貼ったり、消したり"すれば「エクセル」がなくても
それなりの書面は出来ます。
時代をほんの少し遡れば、広告会社の印刷物は全て
"切る、貼る、消すなど"して手作りした原稿を撮影して
それを焼き付けて印刷用の原版にしていたはずです。
(先般の旅行日程表もメモ帳+画像貼付けで作成)
もっとも今年度、町内会の「体育部長」なる役を仰せつかったところ
引き継いだUSB内の文書控えが全て「エクセル」または「ワード」で保存されていて
その半分は開くことさえ出来ないことに気付いた際は少し焦りました。
ただ控え文書の綴りは別にありますので、要はそのまま今年度用に
日付などを変えれば済むというわけには行かないだけですので
「ワードパッド」を多用して新たに文章を作る等して対応していましたが
どうしても表にしたい場合は、"切る、貼る、消すなど"して作った原稿を
副部長の40代H君に渡して、コピーの原本を作ってもらうことにしています。
ワードパッド:文章作成に必要な最低限の機能を備えている
Windows PCにアクセサリとして付いているおまけソフト。
会社等の文章作成にこれが使われることはほとんど無いと言われる。
どうせ来年の3月末までのこと、その後はまた今までのように
「エクセル」も「ワード」も不要な生活に戻れるはずですから・・・。