保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

半日人間ドック・・・(d) MRI検査の結果は「膵管拡張は加齢のため」

2019年10月25日 | 病気一般の話題

腹部超音波(エコー)検査の判定はここ数年来、「C:要経過観察」でした。

その所見には、ほぼ毎回「軽度脂肪肝・肝のう胞・胆のうポリープ疑い
左腎のう胞・左腎微結石・膵臓:ガス多く尾部描出不良」とあり
気になってはいました。

それが今年は、膵臓(すいぞう)ガンの存在を示唆する重要な兆候とされる
「主膵管拡張」が追加された結果、「E:要精密検査」の判定となり
ちょうど良い機会でもあったので、早期発見の意図を無にしないためにも
T病院の消化器内科K医師の診察を受けたのでした。

膵臓で作られた消化液(膵液)は、膵管を通って十二指腸に流れますが
これが腫瘍(または結石等)によって妨げられると、膵管が太くなる
「膵管拡張」と診断され、その原因を調べる必要があるということになります。

そして2週間以上待ってのMRI(MRCP)検査の結果は
「膵管の上流側に限らず全体にやや太くなっていることから、原因は
加齢によるものと思われ膵ガンの心配はありません」

かくして今回のドックでは
「加齢のため」というレッテルは1枚増えましたが
何年も前から放置を決め込んでいる「脂質異常症」以外では
"新たに治療が必要な病は特になし"ということになりました

 

【膵臓ガン】

 

膵臓(すいぞう)に発生した悪性の腫瘍で
「膵ガン」とも言い、90%以上は十二指腸に繋がる
膵管の上皮細胞に発生するため「膵管ガン」のことを指す。

早期の段階では自覚症状がほとんどなく、また他の臓器や
血管に囲まれていることで、腫瘍の発見や
診断のための
細胞採取が難しく、極めて早期発見が困難とされる。

さらに周辺にある動脈に腫瘍が拡がると、大きさが小さくても
その7割は手術が行えないことがあるという。

こうしたことから日本においては膵臓ガンは統計上
近年増加傾向にあり、年間の死亡者数はこの30年で8倍以上に
増加し
3万人以上に上るため、
①肺ガン②胃ガン③大腸ガン④肝臓ガン
に次いでガンの死因の第5位を占める。

60歳頃から増え男性にやや多く発症し、喫煙、膵ガンの家族歴
糖尿病、慢性膵炎などとの関連が指摘されている。 

 

(完)

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