昔大名行列が宿場を通過する際に、馬を引いて荷役に出た賦役「お伝馬」に由来し
生活環境をみんながボランティアで整備することを指します。
「明日はおてんまだ」というように使われ、道路や河川の掃除
共同林の草刈りや間伐作業など地区によって作業内容は色々ですが
原則として一軒から一名が参加します。
転じてスキー場における「おてんま」は、スキー大会運営の裏方作業
例えば旗門通過のチェック、コースをならすデラ掛け、旗門ポールのセットや維持
コース脇の安全ネット張りそしてスタートとフィニッシュ係などを担当することです。
ただし無料の奉仕活動ではなく、歴然と報酬が支払われる仕事になっています。
またこの言葉、野沢温泉、木島平、志賀高原、戸隠など、北信地方の
名だたるスキー場では使われるのですが、よく伺っている東信地方の菅平や
大北地方と呼ばれる白馬沿線のスキー場では使われないそうです。
では、何と呼ばれているのか、次回の菅平で尋ねてみましょう。