保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

半日人間ドック・・・①なぜ「脂質異常」がダメなのか

2022年08月25日 | 脂質異常症と動脈硬化&血圧の話

郵送される「健診結果表」は未だ届いていませんが
当日の当番医による診察は受けました。

コロナ禍以降のこの診察は「5分以内」とされていて
医師の一方的な説明でほぼ終わります。

ということは私の場合、長年に渡り放置している
「脂質異常症」に話が集中してしまいます。

コレが脳心血管病の危険因子の一つだからに他なりません。


(画像クリックで拡大)
脂質異常症☛動脈硬化☛脳心血管病

*心血管病+脳血管病でガン(38万人)と同程度
31万人(R3年)の死因別死者数になります

ただし下図のようにリスク度は高血圧に比べて
4分の一程度のことには一切触れずに服薬治療をシツコイほど
奨める理由が、この2つの治療薬が日本の製薬会社の儲けに
かなり貢献しているという話は知っておく必要があります。

何と言っても健康な人を基準値作成を"忖度"するだけで
病人に仕立て上がられるのですから、また医師もそれに伴う
不利益は特にないのですから。

ちなみにこれは現役薬学部教授である弟から聞いた情報です。


(画像クリックで拡大)

なにはともあれ、人間ドックなる「健診」を受けに来ているのですから
異常な数値を見つけたらそれの改善のための治療を奨めることは
予防医学に関わる医師としては当然ではあるのでしょう。

とは言え、この8年間で動脈硬化の進行が全く見られないPWV&ABI検査の
結果には目もくれずに、なぜ服薬によってコレステロール値だけを
下げなければならないのでしょうか?

過去にどの医師からも一度たりとも聞いてはいませんが
脂質異常症が発端になる別の怖い病気の存在を
念のため探っておこうとは思います。

 

今年のPWV&ABI測定値

 

PWV(脈波伝播速度)

動脈壁硬さを評価する指標
動脈硬化が進むと心臓の拍動が手足に伝わる速度が速くなり
1400㎝/s以上は動脈硬化が疑われる。


(画像クリックで拡大)

年々硬さは改善している

 

 

ABI(足関節上腕血圧比)

動脈硬化による狭窄や閉塞を診断する指標
身体における"血液の流れの良し悪し"を判別する。
0.9以下は症状の有無にかかわらず「閉塞性動脈硬化」が疑われる。


(画像クリックで拡大)

血液の流れは安定して正常範囲

 

*頸動脈エコー検査(頸動脈を超音波エコーで簡単に視覚化できる)の
結果はまだ手元にありませんので後日取り上げます。

コメント
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