郵送される「健診結果表」は未だ届いていませんが
当日の当番医による診察は受けました。
コロナ禍以降のこの診察は「5分以内」とされていて
医師の一方的な説明でほぼ終わります。
ということは私の場合、長年に渡り放置している
「脂質異常症」に話が集中してしまいます。
コレが脳心血管病の危険因子の一つだからに他なりません。
*心血管病+脳血管病でガン(38万人)と同程度
31万人(R3年)の死因別死者数になります
ただし下図のようにリスク度は高血圧に比べて
4分の一程度のことには一切触れずに服薬治療をシツコイほど
奨める理由が、この2つの治療薬が日本の製薬会社の儲けに
かなり貢献しているという話は知っておく必要があります。
何と言っても健康な人を基準値作成を"忖度"するだけで
病人に仕立て上がられるのですから、また医師もそれに伴う
不利益は特にないのですから。
ちなみにこれは現役薬学部教授である弟から聞いた情報です。
なにはともあれ、人間ドックなる「健診」を受けに来ているのですから
異常な数値を見つけたらそれの改善のための治療を奨めることは
予防医学に関わる医師としては当然ではあるのでしょう。
とは言え、この8年間で動脈硬化の進行が全く見られないPWV&ABI検査の
結果には目もくれずに、なぜ服薬によってコレステロール値だけを
下げなければならないのでしょうか?
過去にどの医師からも一度たりとも聞いてはいませんが
脂質異常症が発端になる別の怖い病気の存在を
念のため探っておこうとは思います。
今年のPWV&ABI測定値
PWV(脈波伝播速度)
動脈壁硬さを評価する指標
動脈硬化が進むと心臓の拍動が手足に伝わる速度が速くなり
1400㎝/s以上は動脈硬化が疑われる。
年々硬さは改善している
ABI(足関節上腕血圧比)
動脈硬化による狭窄や閉塞を診断する指標
身体における"血液の流れの良し悪し"を判別する。
0.9以下は症状の有無にかかわらず「閉塞性動脈硬化」が疑われる。
血液の流れは安定して正常範囲
*頸動脈エコー検査(頸動脈を超音波エコーで簡単に視覚化できる)の
結果はまだ手元にありませんので後日取り上げます。