九州・〇〇高校2年生80人の修学旅行でした。
もちろん担当は初心者班の女子12名。
1日目:晴れ
2日目:曇り
で、これが過去に記憶がないほどに苦労させられました。
まずは1日目午後の1本目のリフト乗車拒否2名を皮切りに
2日目朝から一人追加になり、午後のレッスン開始後に体調不良を訴えて
2人が離脱し結果的に12名のうち最終日午後に山頂からの
天狗コースを4本も楽しく滑走できたのはたったの7名。
乗車拒否の理由は高所恐怖症ではなく
「足下が不安定な所にはいられない」という
過去に一度も聞いたことがないわけが分からないもの。
この種のジェットコースターもあるのですから
恐怖感が増すことは確かでしょうが、基本的な団体行動から
外れる理由になるほどのものとは到底思えません。
学校側が引率教師による“お遊び“の別班を作ったことで
これから楽しくなる前のキツイ段階で“匙を投げる”生徒が続出し
これが他の班にも波及して40年来のベテランコーチによると
「過去一番難儀な学校」のレッテルを張る羽目に。。。
ゲレンデに出てから「指の爪が痛いので爪切りを借りたい」など
考える能力が足りないことをのたまった娘もいましたし。。。
少し辛くてもできるだけ克服させる姿勢を学校側も示さないと
こうして雪崩のように楽な下方へ崩れ落ちてしまうことを
体験させていただいた2日間になりました。