ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

大学生と性的マイノリティの勉強会

2007-11-14 00:38:48 | Weblog
先日大阪のゲイパレード(関西レインボーパレード)に参加してくれた
愛媛大学の学生さんたち
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/51751031.html(過去記事)
パレードから戻っての勉強会を先日ティーサロンの前にやりました。

彼らは2年3年の方々で、フィールドワークの授業で「様々なマイノリティ」
を学ぶ授業の中で、「セクシャルマイノリティ」をテーマとしたチーム。

8月に大学に呼んでくれてセクシャルマイノリティの基礎知識を話し
上川あやさんの講演会にも来てくれて
そして、関西レインボーパレードにも参加してくれた。

とても積極的に学んでいます。

パレードの後にあった授業での報告会では、クラスのみんなに画像も使いながら
パレードや学んだことを中間発表して、好評だったようです。

パレードに出会った感覚と同じようなイメージが他の学生さんにも伝わって
良い意識が広がったのではないかと言うことでした。

同じクラスの仲間からの発表は、よりよく意識されていったことでしょうね。

今回の勉強会は、引き続きレポートをまとめる上で
学内学生へセクシャルマイノリティのアンケートをやりたいとのことで
その方法について話し合うことになったもの。

アンケートで同性愛についてなどを聞くとすれば、アンケート自体が偏見を
巻き起こすきっかけになってもらっては困るし、学生の中に居るだろう当事者の
ことも相当に気を使ってもらわなくちゃいけない。

そのアンケートそのものがどういう意図で調査されるものか
うまく伝えられなければ、大変な問題を引き起こすかもしれません。

大変気を使う内容に取り組もうとしている訳ですが
どうすればアンケートが可能か?
このことをきっかけにしてマイノリティを考える良い機会になるでしょうね。

また、その意識を持って調査をしレポートをまとめ上げられるならば
それは素晴らしいものになるよ絶対。

アンケートという行動そのものが、性的マイノリティへの偏見をなくす
きっかけとなっていく啓発の役割をも担ってくに違いない。

お願いしたのは、同性愛など個人の内面を聞くようなものではなく
人権問題としての意識があるか?といった方向で質問を作って欲しいこと。

そのアンケートの結果が、今後の問題解決へのきっかけやヒントになるもの
になればいいのではないか?
レポートのまとめにつながっていくのでは?

前に問題提起した神奈川大学の事件を勉強してもらいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/50521820.html
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/archive/2007/10/3

2時間たっぷり、レインボープライド愛媛の仲間と学生さんとで
みっちり話をして濃い~勉強会になりました。
私たちににとっても、良い勉強会になりましたよ。

大学の先生ってこんな感じやろか?
こんなことも感じながらのあっという間の時間でした。

難しいところもあったと思うけど、頑張って頂戴!!(笑)

こういう出会いっていいなあ。
いやあ、すばらしいです。

コメント
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