10日、新居浜で開催された愛媛県人権ウインターセミナーでの講演ですが
なんとか無事に務めてまいりました!!
当日は1日かけて「男女共同参画と性的マイノリティーについて」というテーマで
人権セミナーが実施されました。
午前中は 男女共同参画やドメスティックバイオレンス(DV)についての講演、
午後から性的マイノリティーについて2名の講演と質疑が行われました。
性的マイノリティーについての人権課題は、愛媛県においても重要課題に
あげられていますが、今回初めて県主催のセミナーで取り組むことが実現したのです。
まずはじめに、聖カタリナ大学准教授の山本先生から、基本的人権について
説明があり、性的マイノリティの人権について、憲法上の解釈をわかりやすく
1時間説明していただけました。
性的マイノリティの人権について、何を根拠にしているか?ということを
しっかり押さえておくことがいかに大切なことか、とすごくためになるお話でしたよ。
非常に心強く感じることが出来ました!
新しい人権が出てきたときには、人権の対立が出てくるわけですが
そこは憲法では「公共の福祉」で制約されながら調整されるとのことです。
しかし、その制約とは必要最小限度のものではならないとのこと
この点をしっかり説明されていました。
この山本先生のお話が次に続く自分の講演にうまく引き継いでいただけるような
形ともしていただいて、本当にありがたく感じました。
そしてその後は、「セクシャルマイノリティって何?」ってテーマで
同性愛者の当事者が語る性的マイノリティを知る上での基礎知識や当事者の思い
を自分から1時間ほど話をさせていただきました。
このところ講演で呼ばれたときに使っているパワーポイントを使いながら話しました。
・性を考える3つの視点(体の性・心の性・恋愛の対象[性的指向])
・性的指向のグラデーション
・同性愛は性癖や病気なのか?
・同性愛にまつわる社会的偏見、差別的反応の例を話し
・人権問題としての扱いになるなど社会の変化と当事者意識の変化
・カミングアウトのこと
・多様性について
といったことをざざーっと一通り説明させていただきました。
今日の写真のようにたくさんの方が集まっていたいていましたよ。
40人強でしょうか、さすがにドキドキでしたね(笑)
東予地区周辺の各自治体の職員の方々や小中高の教師の皆さん、隣保館の職員や
人権団体の方、そして地元の企業担当者の方々、愛媛県の職員といった方々が
今回のセミナーに参加いただけたようです。
集まった皆さんお顔ぶれを目の前にし、実際に体感したセミナーでの意義を感じる
につけ、今日の取り組みは愛媛にとって想像以上に大変な歴史的なことではないか!?
なんてことを、今更ながらひしひしと実感しつつ夢心地のような興奮の中
フワフワしながら時が過ぎてたような感じでした。
今回、県主催の人権セミナーで「性的マイノリティ」を実際に取り上げ、このように
実施されたことは、県の人権重要課題としてあげられている「性的マイノリティ」
について、本格的な取り組みをスタートする大きな一歩となると思います。
初めての取り組みということで、県の皆さんもいろいろと研究し工夫いただいたことと思います。
本当に挑戦的に取り組まれたことですよね。すごいことだと思いませんか?
今回のセミナーに参加された自治体や教育関係の皆さんは、
次は自分たちが啓発に取り組む番なんだ!と感じられたと思います。
もう県が取り組み始めているのですから!!
今回は東予地区で開催のセミナーだったですが、ウィンターセミナーとして
県が「性的マイノリティ」を取り上げたことは全県に伝わっています。
その意義も相当な大きさがあります。
今後の大きな流れのきっかけとなるだろう後押しを、県が旗振ってくれたんですね。
愛媛もこれから変わっていくんですよ!!地方だって変わる!
愛媛県人権対策課に挨拶に行ったのが1年半前くらいだったでしょうか。
そこから、いろいろに相談に乗ってもらいながら試行錯誤、雲をつかむような
取り組みでしたが活動してきました。
声を上げれば応援してくれる行政の皆さんにもたくさん出会い、力を分けてもらえました。
自治体主催の公なイベントにレインボープライド愛媛を呼んでいただけたのは
今回が初めてになるのかもしれませんね。
とてもいい機会を用意していただけました。
行政もこれからドンドン前向きの取り組みをし始めていくと思います。
何もかもが一足飛びにってことはないでしょうけど、
コツコツ間違いなく変わっていく方向に向かっていくでしょう。
少しでも社会が変わっていくのなら・・
同性愛者やトランスジェンダーの仲間たちが、少しでも自分らしく、自分自身を
前向きに捉えることが出来る人が増えていくのではないか?って俺は思ってるんですね。
さらに、そういう仲間が増えてくなら、社会はまたドンドンと変化していくと思うのです。
自分たちが自分らしく生きていくということは、
「個人的な問題の解決」ということだけではないということなのです!!!
今回のセミナーに当事者の方が参加してくれていたかどうかはわかりません。
でも、セミナーの後、帰ろうとしたら
現地新居浜に住む当事者の仲間が会いに来てくれてました(嬉!)
こういったセミナーでも、当事者が参加することについては、
まだまだ躊躇せざるを得ない状況というのもまた想像していただけたらと思います。
まだまだそんな段階なんです。
でも、大きな一歩となるものであったことは本当に間違いないのです!!
この変化がいづれは当事者の仲間たちを勇気付けるに違いない!!
いやー、10日は平日だから会社の有給もらって講演こなしてきました。
講演の緊張にも疲れましたが、長距離運転に慣れてない俺は、なにより運転に
ぐったりしてしまいました。今日も疲れが取れないのよ(泣)
桜三里という難所?をクネクネと結構なスピードのまま走る緊張といったら・・
こんなこと言ったら、東予方面の皆さんに怒られそうですねー、1時間半ほど
の運転が長距離だなんて弱っちー奴です(笑)
講演の内容も、思い起こせば反省することもしきりですけど
とりあえずは何とかこなすことが出来たかな~まあ、頑張ってきたです!!
疲れはしましたけど、それ以上に元気をもらえたセミナーでした。
関係の皆さん、聴講の皆さん、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
愛媛県 人権ウインターセミナー
http://www.pref.ehime.jp/h15900/1186574_1941.html
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org
なんとか無事に務めてまいりました!!
当日は1日かけて「男女共同参画と性的マイノリティーについて」というテーマで
人権セミナーが実施されました。
午前中は 男女共同参画やドメスティックバイオレンス(DV)についての講演、
午後から性的マイノリティーについて2名の講演と質疑が行われました。
性的マイノリティーについての人権課題は、愛媛県においても重要課題に
あげられていますが、今回初めて県主催のセミナーで取り組むことが実現したのです。
まずはじめに、聖カタリナ大学准教授の山本先生から、基本的人権について
説明があり、性的マイノリティの人権について、憲法上の解釈をわかりやすく
1時間説明していただけました。
性的マイノリティの人権について、何を根拠にしているか?ということを
しっかり押さえておくことがいかに大切なことか、とすごくためになるお話でしたよ。
非常に心強く感じることが出来ました!
新しい人権が出てきたときには、人権の対立が出てくるわけですが
そこは憲法では「公共の福祉」で制約されながら調整されるとのことです。
しかし、その制約とは必要最小限度のものではならないとのこと
この点をしっかり説明されていました。
この山本先生のお話が次に続く自分の講演にうまく引き継いでいただけるような
形ともしていただいて、本当にありがたく感じました。
そしてその後は、「セクシャルマイノリティって何?」ってテーマで
同性愛者の当事者が語る性的マイノリティを知る上での基礎知識や当事者の思い
を自分から1時間ほど話をさせていただきました。
このところ講演で呼ばれたときに使っているパワーポイントを使いながら話しました。
・性を考える3つの視点(体の性・心の性・恋愛の対象[性的指向])
・性的指向のグラデーション
・同性愛は性癖や病気なのか?
・同性愛にまつわる社会的偏見、差別的反応の例を話し
・人権問題としての扱いになるなど社会の変化と当事者意識の変化
・カミングアウトのこと
・多様性について
といったことをざざーっと一通り説明させていただきました。
今日の写真のようにたくさんの方が集まっていたいていましたよ。
40人強でしょうか、さすがにドキドキでしたね(笑)
東予地区周辺の各自治体の職員の方々や小中高の教師の皆さん、隣保館の職員や
人権団体の方、そして地元の企業担当者の方々、愛媛県の職員といった方々が
今回のセミナーに参加いただけたようです。
集まった皆さんお顔ぶれを目の前にし、実際に体感したセミナーでの意義を感じる
につけ、今日の取り組みは愛媛にとって想像以上に大変な歴史的なことではないか!?
なんてことを、今更ながらひしひしと実感しつつ夢心地のような興奮の中
フワフワしながら時が過ぎてたような感じでした。
今回、県主催の人権セミナーで「性的マイノリティ」を実際に取り上げ、このように
実施されたことは、県の人権重要課題としてあげられている「性的マイノリティ」
について、本格的な取り組みをスタートする大きな一歩となると思います。
初めての取り組みということで、県の皆さんもいろいろと研究し工夫いただいたことと思います。
本当に挑戦的に取り組まれたことですよね。すごいことだと思いませんか?
今回のセミナーに参加された自治体や教育関係の皆さんは、
次は自分たちが啓発に取り組む番なんだ!と感じられたと思います。
もう県が取り組み始めているのですから!!
今回は東予地区で開催のセミナーだったですが、ウィンターセミナーとして
県が「性的マイノリティ」を取り上げたことは全県に伝わっています。
その意義も相当な大きさがあります。
今後の大きな流れのきっかけとなるだろう後押しを、県が旗振ってくれたんですね。
愛媛もこれから変わっていくんですよ!!地方だって変わる!
愛媛県人権対策課に挨拶に行ったのが1年半前くらいだったでしょうか。
そこから、いろいろに相談に乗ってもらいながら試行錯誤、雲をつかむような
取り組みでしたが活動してきました。
声を上げれば応援してくれる行政の皆さんにもたくさん出会い、力を分けてもらえました。
自治体主催の公なイベントにレインボープライド愛媛を呼んでいただけたのは
今回が初めてになるのかもしれませんね。
とてもいい機会を用意していただけました。
行政もこれからドンドン前向きの取り組みをし始めていくと思います。
何もかもが一足飛びにってことはないでしょうけど、
コツコツ間違いなく変わっていく方向に向かっていくでしょう。
少しでも社会が変わっていくのなら・・
同性愛者やトランスジェンダーの仲間たちが、少しでも自分らしく、自分自身を
前向きに捉えることが出来る人が増えていくのではないか?って俺は思ってるんですね。
さらに、そういう仲間が増えてくなら、社会はまたドンドンと変化していくと思うのです。
自分たちが自分らしく生きていくということは、
「個人的な問題の解決」ということだけではないということなのです!!!
今回のセミナーに当事者の方が参加してくれていたかどうかはわかりません。
でも、セミナーの後、帰ろうとしたら
現地新居浜に住む当事者の仲間が会いに来てくれてました(嬉!)
こういったセミナーでも、当事者が参加することについては、
まだまだ躊躇せざるを得ない状況というのもまた想像していただけたらと思います。
まだまだそんな段階なんです。
でも、大きな一歩となるものであったことは本当に間違いないのです!!
この変化がいづれは当事者の仲間たちを勇気付けるに違いない!!
いやー、10日は平日だから会社の有給もらって講演こなしてきました。
講演の緊張にも疲れましたが、長距離運転に慣れてない俺は、なにより運転に
ぐったりしてしまいました。今日も疲れが取れないのよ(泣)
桜三里という難所?をクネクネと結構なスピードのまま走る緊張といったら・・
こんなこと言ったら、東予方面の皆さんに怒られそうですねー、1時間半ほど
の運転が長距離だなんて弱っちー奴です(笑)
講演の内容も、思い起こせば反省することもしきりですけど
とりあえずは何とかこなすことが出来たかな~まあ、頑張ってきたです!!
疲れはしましたけど、それ以上に元気をもらえたセミナーでした。
関係の皆さん、聴講の皆さん、本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
愛媛県 人権ウインターセミナー
http://www.pref.ehime.jp/h15900/1186574_1941.html
レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org