ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

両親にゲイの誇りを話したお盆の日

2008-08-23 01:11:44 | Weblog
今年のお盆に俺と父と母とで食事会をした。安いけど自分のおごりで!(笑)
そこで、久しぶりに
ちょっと素敵で穏やかな親子の話ができたんですよ。

ゲイである息子を悩ましく思い、あまり向き合おうとしてくれなかった両親・・
なんとも寂しい気持ちで、心が乾いたときもありました。

実は数週間前に、新しく作ったレインボープライド愛媛のパンフレットを
それぞれ父と母に渡すことが出来たのです。

少しは自分も胸を張れるかなと思ったし
活動のことが分かりやすく伝えられると思ったからです。

父親はこのブログのことも見つけたようです。

少しは同性愛のことを理解してみようという気になってくれたみたいで・・

先日の迷惑な「結婚しなさい婆さん」のこともあるけど
息子のことを少しでも誇りを持って世間と立ち向かうためには、学ばなければ
ならない、偏見に向き合わねばならない、と思い始めてくれたようです。

お盆の食事会では、ちょっとした性的少数者の基礎知識をレクチャー
人権問題として社会が向き合い始めていること、そして自分の活動のこと
いろいろ・・話した。

思いつく質問をしてくれる父さん
めずらしく、穏やかに聞いている母さん

こんなことを言われたらどうすればいい?どう毅然と対応できる?

自分が思う答えを伝えると、
父さんは割り箸の袋に書き留めていました。


~こんな日が来るものなんだな~


それはひどい言葉をいくつも投げつけてくれた両親だけに
ちょっと、信じられないぞ!という思いもまだあるけど(笑)
夏の夜の夢??

でも、こんな穏やかに
親子が同じ方向を目指した前向きな話をすることが出来たのは初めてでした。

お盆

亡くなったお祖父さんとお祖母さんも一緒に座ってくれてたのかもしれないね。


こんな日と出会えたことに
両親への感謝の気持ちが心から沸いてきます。
ありがとう。ありがとう。

本当に苦労をかけて申し訳ないけれど、どうかお願いします。

自分たち親子はこれからだよ!大丈夫!!
コメント
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