ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

松山市議選・回答者の92%が当選したアンケート

2010-04-26 02:31:34 | Weblog
松山市議会議員選挙の開票速報を地元のCATVを見ながら整理してました。
ようやく正式な結果が発表されたのが1時過ぎ、
性的マイノリティのアンケートを公開しているサイトに当落の印をつけ終わった。

■■2010松山市議会議員選挙・立候補予定の皆さんからの回答はこちら!■■ 
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05/
レインボープライド愛媛(性的マイノリティ政策アンケート)
同性愛や性同一性障がいなどの性的少数者の人権施策について立候補者に聞きました!!

■松山市議会議員選挙2010開票結果
http://www.ehime-np.co.jp/tokushuex/senkyo/1004matsuyama/


定数45の議席に51名が立候補
自分たちのアンケートに回答してくれた26名のうち24名が当選
新しくなる松山市議会議員のうち、半数以上の議員が回答したものとなりました。

アンケートの内容で性的少数者の人権を守る施策の必要性について、当選した回答者の7割が
積極的な啓発や施策が必要だと答えています。

大いに期待したいですよね。有言実行ですよね!?
自分たちは、自信を持って堂々とお願いしていきたいものですね。

よしっ!



さて、今回の選挙は大変な低調でした。
最低の投票率だった4年前をさらに下回り、とうとう49%
人口51万、四国一番の松山市の議員が、過半数の市民の意見だけで決められてしまった。

2人に1人の市民が、どうでもいいで~す!適当にやっておいてくださ~い、ということですから
そのとおり、思うがままにされるだけのことでしょう。

議員のうちたったの4,5人が野党で、それ以外はオール与党

市長や公務員側の理事者との対決構造のない現在の議会の姿と、この選挙でも変化しそうにない顔ぶれに
多くの市民が総スカンしたということであっても、低投票率が当選議員へのしっぺ返しにはならない。

誰に投票していいのかも分からない、議員の関係者でないから除け者にされた気持ち
そんな気持ちも分からなくもありませんが・・。

こんな話もあります。
オール与党の議員だらけということで、市議会議員はいらない!定数削減だ!というのです。
そんなのまったく本末転倒な話だ。

汲み取ってもらえない市民の声は、ますます市政に上がらなくなってしまいます。

この悪い循環。

その原因を、多くの市民の声(選挙に行かなかった人たちの)を代弁せず、選べないよ~!という
市民の思いに答えらなかった立候補者たち(政治家)に押し付けたままでいいんだろか?
コメント
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